氷高葵
(シャツとズボンは制服のまま、ジャケットのかわりに厚手のセーターを身につけ上から白のダウンコートを羽織り)あ、晃先輩!こんばんわ。(入ってすぐのところにいた相手に少し驚きながらも挨拶し)>↑
上城晃
(グレーのハイネックにファー付きの黒いダウンジャケット、ストレートのジーンズ姿でフラリと待ち合わせ場所である食堂を訪れ。待ち合わせの相手が来ているか確認する様に入口付近に立ったままぐるりと辺りを見渡し)>↑
紺野祥二
……と、悪い。そろそろ俺も帰んないと。ホラ、お前…じゃなかった会津も帰んでしょ。行くよ(もう一度時計に目を向けるとコップの水を飲み干して立ち上がり、トレー持つと強引に相手の背を押してカウンターに向かい、おばちゃん達に礼を述べながら返却口に相手の持つコップと共にトレーを返し)とりあえず、話はまた時間があったらそん時に。つか、俺、アドレス変えてないからソッチでも構わないけど、今日は帰ろう(出てくる欠伸を何とか噛み殺しながら早口気味に伝えると相変わらずグイグイと相手の背を押しながら共に食堂を後にし)>両者退室
紺野祥二
そういうもんでしょ、ってかお前、のが呼びやすいんだよねぇ(立ち上がる相手を視線で追いながらも既に癖となりつつあるから仕方ない、とばかりに苦笑を浮かべ)…あぁ、そういやこんな時間か(室内の壁に掛かる時計を一瞥し納得したように頷きつつコップに手を伸ばしたがそれを口に運ぶ前に問い掛けられた内容に面食らったようにマジマジと相手を凝視し)……別に嫌いでもないけど。一緒に行きたいの?
会津涼介
ふぅん……そういうものか。
(愛敬だという相手に肩をすくめて軽くため息をはいて立ち上がり)
オレもう時間だから眠るよ。あのさ、最後に嫌じゃなかったらオレと初詣嫌い?
紺野祥二
そりゃ、充分甘えれるけど、ソレとコレはちょい違うでしょ。一人には一人なりの悩みはあんのよ(頷いては見せるも次には緩く首を横に振り、失礼だとの言葉には何かを考えるように視線を左上にやり)……ま、確かに失礼ではあるわな。分かった、なるべくちゃんと会津って呼ぶよ。悪かった(暫くして相手に視線を向けるもどことなくバツ悪そうに目は合わせず謝罪を述べ)…あ、でも多分またお前って呼ぶだろうからそれはご愛敬ってことで一つ。
会津涼介
でも一人だと十分に甘えれそうじゃんお父さん、お母さんに。
(一人っ子なりの特権を述べれば、喉がかわいたのか近くにあったセルフサービスの給水器の所まで行き、相手の話を聞きながら水を組んで戻り喉を潤せば確かに言ったけどとまた再び眉をひそめて)やっぱりお前なんて失礼すぎるというか、ふつうに名前で呼ばれたいと思うだろ。カンに障ってないよ。