Z-Z BOARD

過去ログ14 2010/1/27 3:40

▼外村 景亮
高梨さん自室
……、…そんなこと…っ…。
(つい突発的にそんなことはないと言ってしまうも、何も知らない自分が言っても何の意味もないと気付いて。相手の指先でうっすらと開かれた唇は何を言うべきか迷うように震えて)
……なんで、そんな穏やかな顔してられんだよ。物分かりが良すぎるんだよ、お前は。
2010/1/27 3:40

▼高梨 源一郎
自室
うん。好きだった。凄く大事だった。でも、俺も臆病だったから、言葉をくれない相手に自分が言葉を投げることで相手が離れててっちゃうんじゃないかって怖がってたんだよね。挙句、6年もずるずると。
元々俺のところに心は無かったのにね。
(ぐっと唇を噛むしぐさを見れば、頬を撫でていた手を一旦そこから放して相手の唇を指先でそっと撫でることでその食まれた痛々しい唇を開放してやり。穏やかな表情のまま再び相手の頬にそっと手を触れて)
2010/1/27 3:27

▼外村 景亮
高梨さん自室
…………。
(好きだと思っていながら、傍にいながら、気持ちが自分にないことをじわじわと感じる様を想像すれば言い知れない思いがして。頬を撫でる手の優しさにぐっと唇を噛み締めて)
……大事、だったんだろ?好き、だったんだろ?
ただ…どうにもならなかった、だけで。
(いっそ手にも入らなければ諦めもついただろうに、中途半端に手に入れた挙句離れて行った相手を見送ることを思えばひどく心が痛む思いがして)
2010/1/27 3:22

▼高梨 源一郎
自室
うん。6年。最初はもう、この人が運命の人だくらいにスゲェスキだったけど、どっかで判ってたんだろうなぁ。少しずつ、あぁ、この人はもっと大事な人が居るんだな、って漠然と思ってた。俺も好きだと言葉にした事は無かったし。
(眠るどころかすっかり目が醒めてしまったような表情をしている様子にもう一度くすっと小さく苦笑して。前髪をどけた後の景亮さんの顔の頬辺りにそっと掌を乗せて優しく撫でるように動かし)
2010/1/27 3:08

▼外村 景亮
高梨さん自室
……6、年…?
(一気に話された内容を理解するのに時間が掛かっているのか、何処か声が遠くに聞こえるような気がしながら漸くその長い年月を反芻して。額に触れる指が髪を退ければ、戸惑うような色を浮かべた瞳が相手を捉えているはずで)
……源一郎さんは。お前は、本気じゃなかったの?
(相手が遊びだったと聞けば、不意に浮かんだのはいつか相手が言っていた『本気になれない』という言葉で。答えは分かっているような気がしながらも尋ねずにはいられなくて)
2010/1/27 2:53

1513

掲示板に戻る