Z-Z BOARD

過去ログ229 2010/6/28 0:32

▼高梨 源一郎
部屋
うん、そうやって俺の名前呼べ。そうしたら、俺が傍に居るって実感できるだろ?
(言葉なくとも相手の心情は痛いほどよく判り。それを少しずつでも解消できればという思いを込めて何度も髪を梳き)
うん?それって、景亮が俺の事見つけてくれる、って事?
ほほー。そうなのか。ってことは、キャッチャーはキーパーみたいな感じなんだな。
(少し考えた後に聞こえてきた言葉にん?と思うものの、もしかしてそうなのかな、という期待を込めて聞いてみて。キーパーとキャッチャーに似ている部分を見出せばほほー、と感心しきりの様子で)
うん。俺がそこでヘタレ根性見せないで突っ込んだ気合にもご褒美ってことで。
(擦り寄ってくる体を優しく包みつつ、件のへたれっぷりを見せなくてよかった、と安心したように笑い)
2010/6/28 0:32

▼外村 景亮
部屋
………、………ッ、……源一、郎……っ
(這い上がるように、じわじわと蝕まれるようにまとわり付く不安を理解してくれるだけではなく、丸ごと引っくるめて抱き締めてくれるという言葉に大きく目を見張って。髪を梳く手の優しさに上手い言葉が見付からず、ぎゅっと唇を噛み締めると絞り出すように相手の名前を呼んで)
そっか…お前がサッカー続けてたら、出会えなかったのか…。……なぁ。確信なんて無いけどさ、俺それでもお前に会いに行った気がする。
え?ああ。ワンマン投手は別として、ゲームメイクは捕手が主導権握ってることが多いんだよ。中、高くらいの野球なんて特にさ。守備の前傾、後傾とか…ほら、配球も。
(そうかと頷きながらも、暫く何事か考えるような仕種を見せるとそれでも出会った気がすると応えて。興味津々な瞳にクスリと笑うと、単純に投手とは別の意味で司令塔としての守備の要だからだと告げて)
うん。仕方ないから結果オーライってことで許してやるよ。
(クスクスと笑うと相手が悪いと思ってはいないが、許してやると上から目線で告げながら抱き締めてくれる胸元に擦り寄り)
2010/6/28 0:07

▼高梨 源一郎
部屋
やっぱりさ、心底信じていたことから突然裏切られるって、相当深く突き刺さるもんだと思うんだよ。
そうやって、確定的でない不安っていうのは、じりじり、足元から這い上がってくるような恐怖感があるだろ?そういうのは克服しようと足掻けば足掻くほど根強く、色濃く残ってくと思うんだよ。だから、俺が居る。そうやって不安を抱えてる景亮を、抱きしめるために俺がいる。不安、抱えてたっていいんだよ。俺がその不安ごとそっくりかっ攫ったんだから。
(か細い声で自分に懺悔するように告げられたその言葉を受ければ、そっと髪の中に指を梳きいれながら優しく囁き。その不安ごとすべてを自分が貰った、と不敵に笑みつつ宣言し)
だよなぁ。ほんっと、バカなことしたかも。でも、そこでサッカーやめてなかったらこうして景亮と出会う事も無かったのかもと思うと、当時の俺を強く否定できないなぁ。
キャッチャー?何で?何で?
(今更ながらの思いに小さく笑う相手のその言葉に頷きつつも、やはりそれが間違いで会ったとは断言できずに。ふと聞こえてきたキャッチャーという言葉に何故関係あるのだろうと、自分の知らない野球の話に今度はこっちが目を輝かせ)
だよな?マジにゴメンだ。俺と景亮の大事な大事なこの場所なくすなんてさ。
(お互いに頑固なままだと何も無かっただろうと自分も首を振り)
2010/6/27 23:17

▼外村 景亮
部屋
……時々、思うんだ。もしかしたら、死ぬまで消えないのかも知れないって…。
俺はずっと、これからも…いつも心の何処かで恐れてるのかも知れないんだ。『またある日忽然と、全部無くなるんじゃないか』…って。
(同じ言葉をくれる相手にそっと抱き寄せられた頭を擦り寄せると、ずっと漠然と不安に思っていることを吐露して。ある日突然訪れた別れだったからこそ、また同じことが突然起こるのではないかという不安に無意識に苛まれていることを、相手に申し訳ないと思いながらまるで懺悔するような細い声音で紡いで)
へ?今、気付いたの?……報われねぇなぁ。皆、他でもないお前の事思って止めてくれたんだろ。
あー、やっぱバッティング?…タイマン、つーより2対1に近いけどね。厄介なキャッチャーだと特に。
(今それに思い至ったのかと少し驚いたように瞬くと、相手を思ってくれていたのだろうと小さく微笑って。そこがやはり見せ場なのだろうかとクスリと笑うと、投手だけでなく捕手との駆け引きでもあるのだと)
うぇ゛…それ、困る。せっかく見つけた場所だったのに、失くしちまうとこだったんだ。
(相手も頑なになったろうと聞けば心底嫌そうな声を上げて、それは困るとばかりに首を緩く横に振って)
2010/6/27 23:05

▼高梨 源一郎
部屋
うん。俺もわかってる。でも、ちょっとしたことでダブっちゃうんだよな。いいよ、無理しなくても、俺に景亮塗り重ねてくれるみたいに、俺も景亮に俺を塗り重ねていくから。
(先程自分に向けてくれた言葉を、自分と同じ苦しみを宿している相手に優しく囁き。自分もそうであるように、相手もゆっくりとでいいから、と)
ん?恋しい訳じゃないけどm俺がサッカーやめるつったときのみんなが必死に止めた理由が何となく分かった気がしてさ。今更だけど。
んー、俺はさ、あのバッターボックスに立ってる姿がカッコイイなぁと思うんだよな。ピッチャーとタイマン的な。
(昔を思い出して、当時の頑なな自分が回りに悪いことをしたなぁと苦笑していたのをそう捕らえられふるふると小さく首を左右に振り。ポジション云々ではなく、バッターボックスに立つ姿がカッコイイと思っていたことを微笑み混じりに告白し)
そして俺もそれを見てもっと頑なになっただろうな。よかった、今こうして穏やかに一緒に居ることが出来て。
(もしかしたら僅かなすれ違いが永遠の擦れ違いになりかねなかったことを今更ながら自覚して少々恐ろしく感じ苦笑し)
2010/6/27 22:18

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