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過去ログ62 2010/2/17 2:17

▼外村 景亮
車内
…………、……っ…。
(優しく諭すように口にされた言葉にありがとうと告げたくなるも、嗚咽で上手く伝えられずに。代わりに撫でられる頭を相手に押し付けて、ぎゅっと背に回した手で衣服を掴む力を強めて)

…………、……ごめん、俺…………ちゃんと、話さなきゃいけなかったのに。
(暫くして徐々に落ち着くと、時折名残のようにしゃくり上げながらも言葉を紡いで。顔は相手に押しつけるようにして伏せたまま、大事なことでありながら自分から積極的に話さなかったことを詫びて)
2010/2/17 2:17

▼高梨 源一郎
車内
バカな事なんかじゃない。間の関係も無いことはない。数年でも親子として生活したんでしょう?その絆はきっとほっぽってるその母親の女性より強いと思う。俺は。
(言葉半ばに感情を押さえきれなくなり泣きじゃくる体をしっかりと支えるように抱きしめながら、優しく諭すように言葉にして。時折自分に押し付けるように相手の頭を撫で)
2010/2/17 0:51

▼外村 景亮
車内
…………俺…知ってるんだ。独りは……寂しい……。家族がいない、って……すごく…。
……分かって、るんだ……馬鹿なこと、言ってる……って…。……何の関係もない…のに。でも、さ……っ、…。
(そっと自分を包み込んでくれる温かさに我慢しかねたように、これまで自分が感じてきた寂しさや、赤の他人だと分かっていてもそうした感情を経験させることが耐えられないのだとずっと思っていたことを途切れ途切れに吐き出して。昂る感情にわっと泣く勢いが勝ってきちんと言葉を紡げなくなってしまえば、肩に力を入れて身を縮めるようにして情けないほどに泣き声を上げて)
2010/2/17 0:30

▼高梨 源一郎
車内
うん。うん。その子が景亮さんにとって唯一の拠り所だったんだよね。でも、今は、俺もいる。だから、一人で抱え込まないで。俺はこの手を決して離さないから。
(まるで今まで誰にも縋ることを自ら拒絶していた枷を解き放つように己に縋ってくる体を今度はしっかりと抱きしめ返しながら優しく囁き)
俺の前では泣いても、喚いても、弱音はいても大丈夫。自分の思ってることを正直に言葉にしていいんだから。俺だって、そうする場所だから、景亮さんの腕の中は。
(散々堪えてきたものを一気に開放しているかのように涙する様子が愛おしくて仕方なく、そっと髪に頬を寄せると優しく何度も背中を撫で続け)
2010/2/15 7:58

▼外村 景亮
車内
(優しく背中に触れる手に益々表情を崩すと、握っていた拳を開いてぎゅうと相手にすがり付いて)
……俺……あのひとがいなくなったとき……平気だったんだ……すごくショックだったけど、それでも、アイツがいたから…前に進めたんだ………アイツは、俺を……独りにはしなかったんだよ……源一郎さん……ッ
(息子がいるから頑張らねば、という気持ちが前に進ませてくれたことを思えばとても忘れて放り出すことはできないのだと。何の関係もない相手にとって余計な荷物だと解っているのに、優しく告げてくれる言葉は自分が心底で願っていたことかも知れなくて。相手が自分に注いでくれる愛情の深さをまだ甘く見ていたと知れば、何処にも出せなかった分を取り戻すように、わっと声を上げて泣いてしまって)
2010/2/15 4:00

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