殘香～yours～
過去ログ591
2013/11/28 1:12
☆彩 愛 美ひとりごと
恋は楽しい事ばかりじゃ無い
背中合わせの淋しさに溺れて行く
楽し過ぎる程に淋しさは増して
恋は淋しさだと想い知らされる
どんな恋人も何時も一緒に
居られはしないと解っては居ても
誰にも言えない言葉が巡る
今度何時また逢えると指折り数えて
切なさ綴る ひとりごと
朝夢のように消えて行く
避けられて居る訳でも無いのに
淋しさは人を不安にさせて行く
恐れて居る事は言葉に出来ない
一人切りの夜に心痛めて
言葉に成らない言葉を呟く
一人の時間が長くなって来て
粉雪に沈む言葉の欠片
吐息のような短い言葉繰り返し
人に言えない ひとりごと
朝露の中へ閉じ込めて
すすり泣く手前で 踏み留まる
心の葛藤 変化する情緒宥めて
極限の闇に降り注ぐ光
助けてと叫ぶ心の言葉押し殺し
救い求める ひとりごと
朝焼けの窓に願うように
2013/11/28(Thu)1:12
HP
☆彩 愛 美かくしごと 木を 隠すなら
森の 中だとか
誰も 言うけど
森は 森なりに
場所 特別の
木が 育っていて
急に 違う木を
持ち込んでみても
直ぐにバレる事だってある
人に したって
別の 集団の中に
隠そうと したって
生活習慣も
言葉も 思考も
まるで 違っていて
明らかに 不自然に
浮き彫りに なってしまう
本当に 隠そうと
するのは 難しい
全ての 辻褄を
矛盾無く 繋ぐには
綿密な 設定を
組み立てなければ
直ぐに 綻んで来る
そう言った 経緯で
嘘がいけない事だと
想い知らされて
行くのだろう
2013/11/25(Mon)0:32
HP
☆でみたすミーツボーイ彼は少年に出会った
住んでいるマンションを出て
駅へと向かう途中だった
高度な文明により発達したその街は
どこか無機質な色に染まり
いつも鉛色の空によく似合う。
少年は彼に一欠片の「運命」を与え
一欠片の「想い」を与える
それは短く、儚い時間の中に息吹く
心に闇を宿す物語。
2013/11/24(Sun)18:35
HP
☆彩 愛 美願い星流れて
失くした 光の先に
無数に落ちて来る 流星群
あんなにもたくさん 落ちて来るのに
何一つ願いを 叶えてはくれない
結べない朱い糸 細過ぎて
結んでも結んでも 解けて行く
その内に色まで 褪せてしまった
小さく千切れて 消えて行く
ただ多くを 望む事も無くて
一緒に居たいとだけ 願ったのに…また
攻め場所 間違えて勝負
無様な負け試合 非難の嵐
あんなにも練習 重ねた事が
何一つ生かせず 終わってしまうのね
一度しかチャンスが 無いのは
恋だって一緒 負けられない
そう想っていたって 負け試合はある
必ず勝てるとは 限らない
ただ今だけ 力を下さいと
手を合わせて何度も 願ったのに…また
電線を走る 車のライトを間違えて
何度と無く願った事がいけなかったのかな
ただ同じ言葉を 繰り返して
想いが擦り切れる程 願ったのに…また
2013/11/21(Thu)0:44
HP
☆彩 愛 美鍋寒気団 北の空で生まれた
寒気団のせいで
日本中に
お鍋前線が
広く張り出して来た
停滞する前線は
各地方の
気候風土や
生活習慣などの
様々な違いから
影響を受けて
変化を示した
海だったり
山だったりと
地形も変われば
スタイルや中身も
まるで違って来る
北だったり
南だったりと
気候帯も変われば
そこで生まれ
根付き伝承された
様々な文化形態も
多種多様になる
鍋学だなんて
そんな難しい話は
この際抜きにして
我が家自慢の鍋とやらを
こんな夜は
友達をたくさん呼んで
楽しむとしよう
2013/11/18(Mon)5:42
HP