殘香〜yours〜

過去ログ623 2015/4/6 11:42

☆あすか
純粋
ママとわたし
少しずつ 急激に
知らない人が増えてゆく
どうすればいい?
信頼 安心 不安 とまどい
不安定な環境で育ってゆく心

お願い 壊れずに
少しずつ 鎧をまとって鈍くなる

自分の感覚を信用できず
鈍感になってゆくの?

そんなのイヤだ

わたしの心を守れるのはわたしだけ
そう わたしだけなのね

信じて 目にうつるものを
心が感じたままを

ママはいつだって わたしの味方
こんなに心強い味方がいるんだもの
なにも纏わずとも
心は成長できるわ
2015/4/6(Mon)11:42
HP

☆彩 愛 美
D V


膨れっ面の君は 笑えるよ なんて
悪びれもせずに はしゃいだ声で 私を弄る

止めてよって 言えば言う程に
面白がって調子付いて 余計に仕掛けて来る

チリチリハートに チクチク棘を突き立てて
攻め立てる言葉や行動 心の無い笑い声
もういい加減に 構わないでよ


いきなり平手打ちで 平気で顔を殴って
『どうや おいしいやろう』って 頼みもしない事よ

何処を見ているのか 解らない
宙を漂う視線の先 そこには何があるの

口を歪めて含み笑い 怖いだけだわ
対面する嘔吐感 ここに居たくない想い
逢いたくないって 言ってるじゃない


執拗に幼稚な嫌がらせ 繰り返して
御機嫌さに一人 意味無く酔っているのね
本当 …最低だわ


同じ空気の中に 身を置きたくは無いわ
一秒でも早くここから 離れてしまいたくなる
もういい加減に 自由にしてよ







2015/4/1(Wed)23:49
HP

☆彩 愛 美
思考老化

生きている限り
必ず何処かで
老化が始まる
それは仕方無く
停める事が出来ない

肉体的な事だけでは無く
思考回路にしたって
言える事で
様々な経験の後で
進めなくなる道があり
必然的消去法によって
外されて行く道になる

その思考が増える程に
新しく出逢える文化を
受け入れる冒険心が
消失して行くのだろう
必勝法なる怪しげな
自分ルールのみが
残されて行くだけ

やがて老化思考は
何物も受け付けない
バリアを張り巡らせて
老化速度を増して行く
店名や地名が変わっても
古い名前で呼び続けて
新しい名前に対応出来ず
それでも頑固に思考回路を
守り続けて変えられずに
思考筋力はどんどん衰え
転がるように老化加速し
思考力を失くしてしまう


2015/3/29(Sun)22:55
HP

☆彩 愛 美
隠 桜


月下狂乱に 咲き誇ろべば
病むに病まれぬ 恋に病む
一途な想い 一縷の望みを託す
恋は本当に 声にならない

咲く花の限り 見た目の美しさ
その陰に潜む 努力も知らずに

名ばかりの蘖に 隠る涙の
心情の真意にも 気付けぬまま
桜は天晴れと 咲き示して


鏡花水月に 散り初めるそぼろ
解くに解けない 愛を説く
空ろな心 俯き頷く小首
恋は早春の 東風に飛ばされて

散る花の限り 見て見ぬ素振りに
泣き喚きたいと 胸の内隠して

名を棄てる嫋やかさに 倒るるまま
一時的な意気地 幾重にも纏い
桜はしなやかに 散り示して


夢は春朧に覚え無き そぼ雨の雫
問えど樋無き 凍水の行方知らず


名も告げず 夏草に消える踵
今善き時と 今宵の月に酔って
桜はひっそりと 立ち示して






2015/3/25(Wed)23:31
HP

☆彩 愛 美
一人がいい

始まりは
小さな出逢いだった
出逢う事から
会話が生まれ
友達の数も増えた

出来る事も
行動半径も
日を追う毎に増えて行き
好奇心の実は膨らみ
毎日新しい出逢いが
楽しい日々だった

何時からだろう?
だんだんと個人個人の
主張が顔を出して
何処かで噛み合わなくなって
小さないざこざが
幾つも発生して来た
大きく育ち過ぎた組織が
悲鳴を上げて
崩れ始めた

ただの寄せ集めの組織も
奪われた自由を求めて
それぞれの道へと
分散して行った
こんな事なら
一人がいい
最初のままで居た方が
自由で居られた

一人がいい
一人がいい
でも一人は淋しくて



2015/3/23(Mon)22:38
HP

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