哀切

過去ログ67 2012/4/22 3:02

◆前田慶次
大体一年とちょっと…か?
桜を見て思い出した。…その前に、何か他の花を見る約束もしてたが、何か忘れちまった。

忙しなさに追われ、待つ事も忘れたまま今に至った事
時期が時期だとあれ以上の声をかけなかった事
気持ちと体に余裕が出来た今になって後悔している。多少。


久々に見た風景は様変わりで、お前の居た微かな面影を探したけれど、虚しいかな扉は開かなかった。
我ながら阿呆だと思う。
開けられれば未練の足跡くらいは残せたろうに。楽しかった思い出にも浸れたろうに。
もう少し頑張ればどうにかなったかもしれないけれど、振り返るなと言われた気がして
逃げ帰ってきた。小心者。

ま、何処かで元気にはやってるだろうという事さえ事実なら良しとしよう。
今更、お前に会える保証はない。

…さて、湿っぽいのは苦手だ、俺らしくない。
お前以上なんて滅多に出来ないだろうが、友達でもつくろうかね。

好きな奴は、暫くお預け。

◆長曾我部元親
俺が居るだけ不快なら、俺は消える。それだけのことだ。俺は……お前が大好きだから。
さようなら、元就。

◆猿飛佐助
惚気合い、楽しかったのになぁ。アンタの恋仲さんとも会ってみたかったけど。
…アンタが死んだの、未だに実感わかないよ。
俺様も潮時かも、ね。こっちでも現実でも、アンタ以上の友人なんて出来そうにないからさ。

…解約されちゃう迄は、文送るの位許してよ。

◆片倉小十郎
御忙しいのは理解している筈なのに数日しか経っていないのに…寂しくて仕方が無い。

それに、飽きられてしまったのでは無いかと…もう文は来ないのではないかと、そんな思いに襲われる…それはとても、とても恐ろしい。

どうか…そんなものは杞憂だと思えるよう、いつものように小十郎を抱き締めて下され…