哀切

過去ログ68 2012/4/26 6:50

◆伊達 政宗
寂しいなんざ素直に言えねぇ俺の、最後の賭けだったんだがな…

アンタなら謝って改めてくれるんじゃねぇかと、期待してたが結局アンタは離れていった

アンタが俺に飽き始めてた事は気付いてたぜ?
…上っ面だけの愛に縋っても仕方がねェ、これで良かったんだ

分かっていても、胸が痛ェな

Ha…想像以上にアンタを想ってたみてぇだ。俺から別れを告げて、今更気付くなんざ笑い話にもならねェ

悪かったな、真田…

◆毛利元就
来ない文を待ち続けるのは嫌だと微笑むそなたを…

我は文で縛り付けてしまって居たと言う事に…気付いてやれなんだ…


…今、如何して居るのだろうか…

寂しくは無いか?
辛くは無いか?


…これすらも重荷となると分かって居る

……どうか、優しき者を見つけ…幸せに…

たった一週間程度…去れど一週間の愛しき心…

……有り難う…愛して居ると言ってくれて…我は嬉しかった

……さようなら

◆前田慶次
アンタの事をさ、忘れられるわけ無いンだ。
アンタ以上の奴、簡単に見つけられるわけが無いンだ。

アンタは、優しくて残酷だね。
なぁ、気付いてるかい?

アンタの其の優しさが俺や、アイツを苦しめてる事。

知ってるかい?
其れは優しさなんかじゃ無いって事を、さ。

俺は往くよ、新しい大事な人を探しに。
アンタへの想いは確り左様ならさせて貰うよ。

今でも大好きなんだけど…まあ、頑張ってみるとしようかね。

亦、いつか。

◆毛利元就
あれは…我の元親では無いと思う、時期が時期なだけに心配でならぬ。
唐突に声が聞こえなくなってから十日程…。
何時も通り、いってきますと言われ。いってらっしゃい。と見送った。
何があった?
友の存在も何も聞いていなかった。確認する方法すらなくて。
文を送っても、声は帰って来ない……。
どうか無事であってくれ。元気で居てくれ。
我が最愛よ。元親…どうか。