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【No.33 Res.0】 廃校舎〜エピローグ〜
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時代が21世紀を迎える頃にこの工場は閉鎖されるという事になった。
機械や設備は全て撤去され人員と共に本社に引き上げられた。
「あんな所によく一人で居られるねぇ」と関連会社の社員に感心
されているのか呆れられているのかよく分からないＫさんだったが
そんな彼も住処の旧保健室を引き払い本社に引き上げた。
この廃校舎はその数年後に解体されて更地となった。
そしてこの村も平成の大合併で無くなり、この校舎があった場所には
今では全く別な建物が建っていてその敷地の入り口の辺りには
この中学校の卒業生有志によって建てられた記念碑が立っている。
（この項終り）
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