END

心が離れるのを感じた。その瞬間なぜ俺もこいつが好きだったのか、愛していたのかわからなくなっちまった。それでもそこに愛はあった。虚しいな、とても。あっけなく終わっちまった。潰れちまいそうなんだ、気を紛らわせたい。今は他所で、おそらくよろしくやってるであろうあいつの顔を忘れたい。忘れてやりたい。それは俺の意地だな。怒りなのか悲しみなのか、わからないそれに苛まれては涙が滲む。何でもいい、誰でもいい。話がしたい。


提供は俺のみだ。希望があるんなら叶えてやらないことはない、事前に言ってくれ。
お前の姿は不問だ。お前のツラは、西以外で頼む。今はあいつの顔は見たくない。ま、とはいえ制限はしたかない。敢えて西出会いに来る輩がいたら、それはそれもアリってことにしておこう。


条件は成人済み女性であればそれで、他にお前に求めることはない。


ま、俺のテンションはこれが通常運転だからな。落ち込んで変になっているわけでもねえし、ローテンションでもよけりゃ付き合ってくれ。

お前が会いに来てくれるのを待ってるよ。