処理係の戯れ言(R20)

あの方の処理係をしていてふと思った事。

これでは、きっとセフレの方がましな扱いだ。

あの方が使うのは私の手と上の口。
あの方が満足すれば終了の儀式。
私の体に触れることはない。

最初はあの方と一緒にと、少し遅れて自分で触りもしましたが
なんだかそれはどうでも良い事のように思えてそのうち止めました。

あぁ、そうか。
恋だの愛だのと思っていたのは私だけで、必要なのはこの口と手。
セフレは一応フレンドで、私はただの処理係。

あの方は今日も儀式を終えて気持ち良さそうに寝ています。
布団がないと最近はまだ冷えるので、よければ一晩私をフレンドにしてはくださらないでしょうか。
触れ合いは暖かいのだと聞きました。
それともあなたも、私を処理係にしてくださいますか?

宿はeの付く仮の箱。
どなたでも構いません。あの方が、私の手と口を欲するまで。
奇特な方がいらしたらの話です。