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たまには息抜きしたら?(米英/R20)

國務、國務、國務。それもいいけど、最近の君は妙にしおらしくて実に気持ち悪いなぁ。まあ、俺も君と同じく國である身。忙しいのはわかるよ。だけどたまには……息抜きも必要なんじゃないかい?

──そう言って君をドライブに誘ったのが事の発端。

「夕飯くらいは俺が奢るよ。何が食べたいんだい?」

あんまり乗り気そうじゃない君の肩に手を置いて、いかにも“君のためだよ”みたいな傲慢な笑顔を張り付けて言ったけど、本当は君のためなんかじゃない。
ただ、君と二人きりで出掛けられる口実が欲しかっただけなんだ。

「君のために、仕方ないから付き合ってあげるよ」

こんな安っぽい嘘で塗り固めた台詞を白々と吐く俺に対して、君は呆れたような声音で言った。

「ア/メ/リ/カ。お前、腹でも痛いのか」

違う、痛いのは胸だ。


俺は君を恋愛対象として見ている。


【募集概要】
・米英(英募集)
・原作寄り/時間軸現代
・恋人未満(貴Cの感情はお任せ)
・短期〜長期
・継続の合図はデート終了後、貴Cからの「また連絡をくれ」

【条件】
・上司様が成人女性である
・台詞+ロールで全角100文字以上
・継続決定後、打ち切る場合はEND空メor理由メ送信(短期の場合は無断打ち切りでも可)

【応募メール記入事項】
・萎不可(当方の萌萎は個人的に公開)
・接触ロール(ワ/シ/ン/ト/ンでの世/界会議後、議事堂を出て当Cの車に一緒に乗り込む場面)
──OK. 相手をしてもらいたいイ/ギ/リ/スを見つけたから募集はこれにて終了だ。
それでだな。あいにく俺の身は一つしかないから、すまないけど今回は相手を願う君にだけ返事をすることにする。
これからディナーを共にする君もそうでない君も、応募してくれて実にありがとう!

それじゃあ君たちの良縁を願いつつ、See you!
追記させてもらうぞ。

──ずばりご察しの通りだ。昨日の大地震のことがあるから、君の状況を鑑みて返事には日数を置かせてもらうことにする。
今、とてもじゃないが俺と遊ぶような気分にはなれないだろうし、限りある貴重な電波、電力は君と連絡を取るべき他の誰かのために使ってもらいたいからな。

予定としては今月の二十日前後。状況によっては延びるかもしれないが!君にお窺いを立てにいく。念の為にね。その時に都合が悪ければ無視や辞退を申し出ても構わないし、開始でも延期でも構わない。

それじゃあ、君の無事を信じて──See you!