ホテル:イン．ディア

ようこそ、ホテル:イン．ディ．アへ。
御客様のお帰り、お待ちしちょりました。お手荷物ば預かりましょうか？


さて、のっけから悪かね、ここから始まるとは全力のままごと遊びばい。完の出来んっち人はお進めせんばってん、完で遊びたか人は歓迎やけんね。


私は当ホテル、イン．ディアの支配人ばい。
…っちゅうても他に従業員なんち掃除担当の数人しか居りませんが。
やけんが、お客さまのあなた様ばお世話をするとは全て私の仕事です。なんなりとベルを鳴らして呼びつけて、御用事ばお申し付け下さい。

ルームサービスの用意からモーニングコール。マッサージから話し相手。観光案内の運転手まで。
こんホテルには客室は一つきり。さながら一家の主のように振る舞って頂けるとです。まあ、仮の住まいに仮の執事とでも思うて下さい。
仕事の都合でお泊まりで？
それともバカンスに？
ご病気の療養に？
どげん御滞在でも、骨身の惜しまんサービスばお約束します。

泊まりたかお客さまば、御手数ばってんこちらのレジストレーションカードにご記入を。

タイトル:宿泊予約
本文:
お名前
性別
ご住所(仮宿推奨)
宿泊日数
宿泊目的
ご希望のサービス
ご質問
お部屋の希望
ご帰宅の合図
御客様のプロフィール
エントランスに御到着のロル


以上、ここまでお読みいただきまして、ほんに有り難う御座います。
お越しを、心からお待ち申し上げちょります。御客様。

(スペース感謝)