1 無名さん

精神異常者による拷問殺人

23歳の鉄道整備工、ドナルド・ファーンは眼鏡をかけ た温厚な感じの小男だった。ところが、既婚者の彼は、嫁 には決して云えない邪悪なファンタジーを抱いていた。 「一度でいい。女を縛り上げて拷問したい」 彼がこのような妄想を抱くようになったのは、ペニテン ト派の物語に魅せられたからだ。このプエブロの先住民で 構成されるキリスト教の一派は、自らに苦痛を科すること で贖罪を行う。砂漠の真ん中の煉瓦造りの教会で、互いに 鞭打ち、磔にすることさえあるという ああっ、なんて素敵な世界なんだろう。 休みの日には煉瓦造りの教会で一人妄想を膨らますよう になっていた。はたから見れば敬虔なクリスチャンに映る が、その実はド変態だったのである。

1942年4月22日、ファーンは膨れ上がった妄想を 遂に実行に移した。妻は2人目の子供を産むために入院し ている。またとない好機だった。 午後9時30分、17歳の看護師見習いアリス・ポー ターは夜の授業を終えて帰宅の途中。そこにファーンが車 で現れるや、拳銃を向けて「乗れ」と命じた。この時、付 近の住人が彼女の悲鳴を聞きつけて窓から顔を出してい る。しかし、その時には車は走り去った後だった。
2 無名さん
ファーンはアリスを馴染みの教会、そう、あの古ぼけた 煉瓦造りの教会に連れ込むと、縛りつけて衣服を剥ぎ取 り、祭壇に据えるやエンジョイ拷問。どのような惨いこと が行われたのか、詳らかにはされていない。ただ、真っ赤 に焼けたワイヤーを体に巻きつけたことだけは明らかにさ れている。そのあまりの苦痛に、彼女は途中で気を失った ようだ。 ちぇっ、つまんないの。まだまだやりたいことがあった のに。 彼女の頭をハンマーで叩き割ると、遺体を裏の古井戸に 投げ込んだ。恐ろしく非情な犯行である。そこには人間性 のかけらもない。しかも、彼はその足で妻の見舞いに出向 き、新生児の誕生に立ち会っているのだ。どちらが本当の 彼なのか? 人間というものは、かくも豹変できるものな のだろうか?

一方、アリス・ポーターを捜索していた警察は、煉瓦造 りの教会の中で拷問用具一式を発見していた。そして、裏 の古井戸からは、見るも無惨な彼女の遺体が。 「神聖な場所でなんてえこった」 熱心な聞き込みにより犯人の車が特定されて、間もなく ファーンは逮捕された。その指紋は拷問用具に残されてい たものと一致した。

1942年10月22日、ドナルド・ファーンは住人た ちの非難と怒号が飛び交う中で、ガス室で処刑された。 しかし、それにしても、ここまで人間性が欠落している 事件は珍しい。考えさせられる事件である。
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あげ
4 無名さん
釣り♪独りさんだもんね♪
5 無名さん
あげ
6 無名さん
!♪
7 無名さん
リーゼント
8 無名さん
あげたい
9 無名さん
東京?バカ
10 無名さん
上げ↑
11 無名さん
恐いし痛い
12 無名さん
13 無名さん
キチガイ!?