1 櫻井敦司

雨をください―――…

 
 
…で、解るかな、と。


こんばんは、突然呼び出して御免ね?


フジマキ君……

否、―――‥ァー、藤井君、藤井君、時間ある?
あるなら少し付き合って呉れないかな、勿論奢るから。

積もる話諸々と…―序でに少しばかり渇を入れて貰いたい事も諸々?
殴る蹴るでも良いけど、御願い、顔と喉は止めてね?痛いから―――…アァ、そうじゃなくて…。


取り敢えず気長に待ってますんで呑みましょう。

ア…、遠藤君とか森岡君は呼んで来ないで下さい、話がややこしくなるので。


櫻井でした。


[+*-mephi-*+]
 
‥ァータイトルと‥知る顔だな、と思ったらお前から呼び出しか
櫻井の敦司久し振りで。
一応櫻井君の方が良いかな‥まァ良いでしょう今更
何年振りの台詞未だに吐いて‥雨はやらないよねぇ?。
もう七月だろうに。
相変わらず古いねお前‥
シカトもアレだからまァー‥珍しい同士でタダ酒は遠慮無く貰おうか。


何だか知ら無いが説教するかも聞くかも俺が決める事だよな
で‥遠藤は欲しいが森岡は俺も遠慮したいんでね。
それじゃあまァ、さっさ宜しく。
藤井麻輝でした。
アァ、反応有り難う、お久し振りです。


否‥だってさー、藤井君さー、結構忙しいじゃない?
俺もさー、忙しいって言ったら忙しいけどさー‥―――

って、未だ梅雨明けしてないもん、関東は7月上旬から中旬だって言うから良いんだもん……
―――…ァ、寧ろ雨呉れてもちょっと困るかな?家の中とか水浸しはちょっと嫌かな…猫ちゃんってほら水嫌いじゃない?


あれ?
俺何の話したかったんだっけ……アァ、そうそう‥――何時お暇ですか?
櫻井の、お前の都合は聞いてないんだよね。
俺を呼び出したんだからさ、要点纏めてからにしなさい。雨がどうとかは先ず聞いてないから。で、レコーディング遅い。
その頭に一発やれば目醒めるなら仕方が無いね。

暇では無いが、さっさと済ませたいと言うか酒が呑みたいから今日の夜中は?
お前前置き長いから決まらなくなる。
否、俺の都合も少し聞いて、最近さ10年以上飼ってた猫ちゃんが死んじゃってね?……結構傷心なんだけど―――‥
や、だから‥レコーディングが遅いのは俺のせいじゃなくて…ヒデは一曲提出したきり散歩に行っちゃうし、今井は頭の中で出来てるとか言う割には実際音にしないし、ユータとアニイは…――まァ…良いかな、俺と同じ立場だし‥アァ、でも野球が……


ア、―――‥で、何だっけ、今日?今日の夜中?
開けておきますんで、又、連絡下さい。
さ…櫻井の敦司
簡単に言うか、今から行ける


お前はどうだ?
上げてくれて有難うね。

て…、あれ?総スルー―――……


否、アァ…―――はい、じゃあ適当な場所で先にやってます。
御早う。
それから今朝は有難う。

久し振りに良いお酒が呑めました、……と。


又、呑みましょう。
今度は藤井君が潰れない時間帯にでも―――…
‥何だ、一応呼ばれた側でも久し振りに外で酒出来たから覗いたら相変わらず律儀だね櫻井君は。
タダ酒だったって言うのに色々面倒をどうも‥。
猫に顔舐められて起きたんだけど又寝ます。酒呑んで。
詳しい話の手前だったんでまァ俺ももう少し早い時間から空けられた時にゆっくりタダ酒したいんでね

まァ、又呼べ。そんな感じで
10 櫻井敦司
御早う御座います序でに上げておこうかな。


色々と有り難う御座いました。
もし良ければ近々又一杯奢りたい処なんだけど藤井君の都合はどうかなァ?
よォ‥櫻井。
早々だな。


タダ酒、って言うならまァ今日は早めから空いてる。しこたま呑める様にしといてやるよ
だから櫻井の敦司、お前が来れるなら早めから来い良いな。
12 櫻井敦司
上げさせて貰います。


…―――、じゃあ今から付き合って呉れないかな、ひたすらに呑みたい。


気が付けば、良いけど。
気が付いた、さて櫻井。


さっさとしろ
随分俺は先に家酒で良い感じなんだ。
呼べ。
アァ…良かった。

ン、俺も結構入ってるから…、じゃあ何処かフラついてます。
15 櫻井敦司
上げ失礼します。


え―――…御早う御座います。

先日は済みませんでした。
不完全ながらも何とか袋小路を脱したんで、御詫びを兼ねて一杯如何かな、って。


それじゃ連絡待ってます。
…糞眠いし暑い中‥三度の呼び出し、か。

‥よう、櫻井。


袋小路を抜けてどの面下げてかは知らんが‥謝罪の意が掴めないんでね。
まァ…直接聞くとしようか。

タダ酒の誘いは受けよう寧ろ当然だな‥?今日の夜中、作業を切り上げたら空く。
‥まァ、「喝」を改めて呉れてやるからよ。
ン―――…
ほら、誘っておいて先に帰っちゃったじゃない?
後、ゴミも半ば押し付けちゃったし…とか、色々かな?


取り敢えず、藤井君が空いたら、又、連絡下さい。
‥…。お前つくづく抜けてるし馬鹿野郎だな。
まァ‥今更か。


じっくりと色々な‥。色々。
25時位には空くだろう珍しく。
「彼の子」付きでも俺は全然構わないんでね‥?寧ろお前がオマケか。作業が終わったら美味い酒が呑めると思っておこう。
作業も終わって今から空いたが‥。


お前が気付くかどうかは知らんけどな
まァ‥丁度良い…。
適当にブラブラしてみるとしよう。
じゃ。
20 櫻井敦司
上げさせて頂きます。


アァ―――…御早う。
その…、諸事情に拠り熟睡しちゃいました。


折角時間作って貰ったのに済みません。

もし良ければ、又、連絡下さい。
待ってますんで。
よう‥‥。
寝る前に。

日にちから時間決めて寄越せ。
寝るんで、じゃ。
22 櫻井敦司
上げ失礼します。


アァ…――前回はその、本当に御免ね?
言い訳は後でします。

取り敢えず可愛い彼の子に許可を得たし、今晩如何ですか?


連絡待ってますんで。
ああ…‥悪いな今気付いた


ま…気が付いたら呼べ。
…―――気が付いて良かった。


アァ、なら……先にどっかでやってて下さい。
後から伺いますんで。
御早う御座います。
先日は色々聞いてくれて有難うね。


もし良かったら鍵置いてきますんで連絡下さい、宅呑みしましょう。
可愛い彼の子の酌位は付けますよ。


上げ失礼します、櫻井でした。
ああ、毎回どうも
何だか悪いね、櫻井君…。
だが招待を受けたとなれば今から遠慮無く邪魔しに行くんで…漸く「彼の子」ともご対面かな。

まァ、櫻井君キミ、はオマケで。
んじゃ‥。