自殺者の奇妙な死に方

厨房の頃友達と荒川でしょっちゅう煙草吸いながら、テストの答案を集めて焚火してた。
そしたらある日いつもの場所に行くと、青いビニールシートがかかった「何か」が川岸に置いてあった。
その日は俺と友達の他に、お互い狙ってた女の子も誘って荒川のんびりデートだったので、引くに引けずビニールシートOPEN。
そこには案の定ドザエモン…しかしおかしいのが、そのドザエモン、人の形をした袋(中に何が詰まってるか確認してません)を抱き抱えてる。
一同騒然…警察に通報し、終わり。のはずが、近くにいたホームレスに警官が事情聴取してまた騒然…
なんとその死体、５日前からあり、しかも少しずつ川岸の方へ移動していると言う。
言われてその近辺を見ると、大きな木が近くにあるのだが、そこから確かに何か重い物を引きずった跡が…警察は溺死とその場では言ったが、俺らは、違うと思う。
その大きな木で首を吊った死体を何かが下に降ろし、そして川岸までゆっくりゆっくり引きずっていったんじゃないかと。
現に死体は水に濡れてはいたが、ふやけてはいなかった。
うまくまとまらないけど、これで終わり…

ん〜…
しょっちゅう行ってる『いつもの』場所なのに、５日も放置されてる死体に気付かないものなのだろうか…

長編に書き直したら面白くなるかも、とｵﾓﾀ。