12 (⌒H⌒)
サイレン
西暦2006年12月12日
高速船:ベッド
坂野のニキビは悪化し、すでにクソブタの面影は無かった。ある日何を思ったのか坂野はニキビを指でつぶしはじめた。その瞬間、坂野の頭の中に耳をつんざくサイレンが鳴り響いた…
西暦2006年12月13日
闇島港:防波堤
あのサイレンの時から気を失っていた坂野は、見知らぬ孤島の港で目を覚ました。「此処は 何処だ( ̄√)俺は東京へ行く船に乗ったはず」港を正面からみて左に町の灯が見えている。冬ということで厚着をしていたが、なぜか島が異様に暑いのと、脂ギトギトの体質のため、上着を脱ぐことにした。そして坂野は町へと歩きだした…
西暦2006年12月13日
腔梛町:交番
取り敢えず坂野は此処が何処か聞くために交番らしき建物へ向かった。坂野にしては冷静な判断である。「スイマセん」坂野は交番の戸を開けた。今までデスクワークをしていた警官がピクッと体を動かした。「すいません 此処はなんという島で…」しかし警官は無視している。夜ということでよく見えなかったが…警官の体と机は血が付いたように黒かった。クルリ。警官がこちらを見た。坂野「(゜Д)」警官の口はありえないほど大きく開かれ、そこから無数の虫がはい出てきていた。目からは血を流し、白目を剥いていた。
西暦2006年12月13日
腔梛町:交番
「うぎゃあああああああ」坂野は逃げ出した。1キロメートル程も走っただろうか。もう追って来てはいないだろうと振り向くと。目と鼻の先、顔から5センチ程のところに警官の顔があった。腹に何かが押し付けられる。腹が熱くなる。坂野は倒れた…
西暦2006年12月12日
高速船:ベッド
坂野のニキビは悪化し、すでにクソブタの面影は無かった。ある日何を思ったのか坂野はニキビを指でつぶしはじめた。その瞬間、坂野の頭の中に耳をつんざくサイレンが鳴り響いた…
西暦2006年12月13日
闇島港:防波堤
あのサイレンの時から気を失っていた坂野は、見知らぬ孤島の港で目を覚ました。「此処は 何処だ( ̄√)俺は東京へ行く船に乗ったはず」港を正面からみて左に町の灯が見えている。冬ということで厚着をしていたが、なぜか島が異様に暑いのと、脂ギトギトの体質のため、上着を脱ぐことにした。そして坂野は町へと歩きだした…
西暦2006年12月13日
腔梛町:交番
取り敢えず坂野は此処が何処か聞くために交番らしき建物へ向かった。坂野にしては冷静な判断である。「スイマセん」坂野は交番の戸を開けた。今までデスクワークをしていた警官がピクッと体を動かした。「すいません 此処はなんという島で…」しかし警官は無視している。夜ということでよく見えなかったが…警官の体と机は血が付いたように黒かった。クルリ。警官がこちらを見た。坂野「(゜Д)」警官の口はありえないほど大きく開かれ、そこから無数の虫がはい出てきていた。目からは血を流し、白目を剥いていた。
西暦2006年12月13日
腔梛町:交番
「うぎゃあああああああ」坂野は逃げ出した。1キロメートル程も走っただろうか。もう追って来てはいないだろうと振り向くと。目と鼻の先、顔から5センチ程のところに警官の顔があった。腹に何かが押し付けられる。腹が熱くなる。坂野は倒れた…
(V903SH)