Write

吸血鬼とお前【R15:パロディ】

――其処は地図に載っていない、小さな国

時は中世ヨ/ー/ロ/ッ/パ

緑が多いこの国は森や大地には精霊が住んでいると言われていた

国民たちも皆祖国を愛していた


それでも、たった一箇所だけ、誰も近付こうとはしない深い森

その奥から妖しげな旋律が聞こえたら、誰かが消える前触れ

「その森に入ってはダメ、吸血鬼に殺されてしまうから」

大人は口を揃えて言う

その唄は、吸血鬼が人間をおびき寄せる為の罠なのだと――

----------------------
闇もだんだん深くなって、こんな夜には何かが起こりそうだ。…と、冒頭から驚かせてしまったのならすまない。賢いレディなら上を見て分かってもらえただろう?ご推察の通り…かは分からないが、今日は吸血鬼パロで相手を頼める人を探しに来た。
背後のレディに伝えるには紳士らしからぬ言動をしてしまうが、ここから先は喋りやすく原作口調でいかせてもらうぞ。

>>2に続く