向日葵の虎くん

 
閲覧、ありがとおございまあす。
でも僕が探してる虎くんは、ただ一人だけなのでタイトルにピンと来ない虎くんは、お引き取り下さぁい。
 
 
―――…さてさて、僕の大切なあの子へお土産として向日葵の花をあげた、君。
先ずは、いきなりのお呼び立てに深く謝罪を。
 
用件は今、此処へ記すべきではないと思うし口出しする心算ではないので何も書きませんが。
まぁ聡い君なら察してくれるかなぁと、はい。
 
ただ少し、お話したいので旅に出ているところ大変、申し訳ないのですが一度、声を頂けたらなぁと思いまして。
逃げるなんて―――…まさか、そんなことはしないよねぇ?
 
 
此処でも自宅でも、お話出来ればどちらでも構いません。
訪ねて来て貰えるのならドアは開けておくので土足厳禁で。
 
 
 
ではでは、お待ちしておりまあす。
有村竜太朗でしたぁ。