47 作家◆5KV8
>>8
彼にイチゴを食べさせてもらうあたし…恥ずかしくてうつむき加減で。イチゴと一緒に彼の指がかすかに唇に触れてドキドキしながら口の中に広がる甘酸っぱさがたまらない…
あたしは次のイチゴを手に取る。彼の唇に近づける。彼の目を見ながら…。彼も今度は目を閉じないであたしを見つめながら…。
「もういっこ食べたい」あっごめんなさいもうない…あたし食べすぎちゃったかな…「あるよ」彼の手が伸びる。「この一番甘そうなイチゴ…」指先があたしの唇をそっとなでる…。ぁ…