5 無名さん
きのうは相手がバント処理を誤った1安打のみで完敗したオリックス。きょうは左の松井ですが、安達選手を休養させるために廣澤選手を起用した以外はきのうのオーダーそのままで挑んだ第2戦。1回幸先良くロドリゲス選手、吉田正尚選手の連打で掴んだチャンスに、オリックスの中では貴重な勝負強い打者の天才中川選手が芸術的な右打ちでライトへタイムリー。今季初得点で先制し、きのうの嫌な雰囲気を払拭するようないいスタートとなりました。
 
先発は左のエースへの期待がかかる田嶋投手。4回、ブラッシュ、島内にそれぞれ初球を狙われ2球で同点にされたのは勿体なかったと思いますが、5回を77球3奪三振3四球1失点で試合は作ることが出来ました。中継ぎ陣が手薄な事を考えれば77球だっただけにもう1イニングは投げさせてもよかったようには思いますね。きょうは中継ぎ陣も山田投手、海田投手、神戸投手、比嘉投手、ディクソン投手、澤田投手をつぎ込んで、懸命の戦いだったのですが・・・・
 
11安打16残塁。今年も去年までと何ら変わらず、「あと1本が」と言い続けるのでしょうか。チャンスはたくさんありましたが、きょうはT-岡田選手が完全ブレーキ。そして中でも9回裏1死満塁。正直、これは新婚の乗ってる大城選手でサヨナラ勝ちやなと思っていたのですが、この場面での代打は予想出来ませんでした。相変わらずの右投手には左打者という固定概念ですかね。三塁ランナーが佐野選手でしたので、バットにさえ当たればサヨナラの絶好のチャンスだったのですが速球に振り遅れての三振。見事に西村采配が裏目に出ました。
 
そして10回表は、昨年いろんなポジションを守らされながらも無失策でシーズンを終えた中川選手のプロ初エラーで決勝点を与えてしまい、きのうに続いての連敗となってしまいました。でも、この場面、中川選手が打球を後逸したその後の小田選手のバックアップと素早いホームへの送球はこれぞプロのプレーというような素晴らしいプレーだったと思います。普通のランナーならアウトだったと思いますし、アウトなら超ファインプレーだったと思います。
6 無名さん
きょうは負けてはしまいましたが、注目のアダム・ジョーンズ選手に快音が聞かれ2安打。長打も出ましたので打つ方では少し安心しました。そしてきょうの一番の注目は若月選手の打撃ではないでしょうか。きょうは3打数2安打で四球も選んでますし、何と言ってもバッターボックスでの雰囲気が全く違いますし、去年までの脆さとか弱いスイングが無くなりました。ヒットの打球にしても打球が強いですし、空振りも豪快なスイングもあり、きわどい球の見逃し方も堂々としています。若月選手が7番に入れるようになると、打線に厚みが出ますので、この調子を1年維持して、今年こそ打てる捕手へと成長して欲しいと思います。そして主砲吉田正尚選手については、きょう4打数3安打と何の心配もなさそうです。あとはホームランさえ出ればOKですね。
 
先制後の盗塁死や終盤の絶対決めたい場面でのバントの失敗、タイムリーエラーなど、まだまだ力不足なオリックス・バファローズは今年も前途多難ですが、あすは令和の剛腕山本由伸投手が先発。何としても3連敗で長期の遠征へ出発は避けたいところ。あすこそ打撃陣が頑張って山本投手を援護してあげて欲しいと思います。きょうの試合後、ベンチでアダム・ジョーンズ選手が、タイムリーエラーをした中川選手を励ましているようなシーンが映し出されてました。中川選手あすはきょうの分まで頑張ってください。あすは去年相性の悪かった日曜日で、おまけにこれまた相性の悪いNHKの地上波で放送があるようです。でも、そんな逆境に打ち勝つのが山本投手。あすこそ初勝利といきましょう!
 
ポンタ監督はきょうも勝利の美スイーツを食べられずガッカリ。「んほ〜!」