開幕連敗してどうなるのかと思いましたが、きのうの初回先頭バッターへの山本投手のストレート３球勝負が連敗の空気を吹き飛ばしてくれましたね。そしてその後の３者連続三振は、ベンチに喝を入れてくれた感じがしました。そして、それに応えたのが１番に入ったT-岡田選手。前日、４度のチャンスに凡退したT-岡田選手。その悔しさをぶつけるように振り抜いた打球は、快音を残してライト線へ今季初ヒットは２塁打。T-岡田選手が打つとファンもベンチも盛り上がります。そして中川選手のやや浅めのセンターフライに３塁からタッチアップし、何が何でも点を取るんや！と言わんばかりの気迫溢れるヘッドスライディングというよりホームへダイビング。この１点でベンチにきょうは絶対に勝つ！という気持ちが沸き起こりましたね。オープン戦、練習試合と調子が出ず、上原氏やダルビッシュ氏も心配していたアダム・ジョーンズ選手にも快音が聞かれるようになり、凡打でも全力疾走で１塁を駆け抜けた姿は、これぞメジャーリーガーと思える姿でした。前日、試合終了後タイムリーエラーをした中川選手に声をかけるシーンもテレビで映っていましたが、ジョーンズ選手自身の成績が上向いてきたら、絶対チームの柱としての存在になれる選手だと思いました。ただ問題は守備ですね。昨年の映像と比べてもかなりのウエイトオーバーは否めないと思いますし、動きも鈍いですし、肩も強くはありません。その辺は各チーム分析済みでしょうから、楽天のようにライトに行けばGO！のような感じになるのが悩みの種になりそうですね。そして、あすからは強風でおなじみのＺＯＺＯマリンでの試合。ここは西村監督はどうするのでしょうね、京セラでの動きを見ている限りでは、ちょっと不安材料ですね。
きのうは、打線もいいつながりを見せたのですが、これは間違いなく７番に入っている若月選手の打撃開眼が大きいですね。打率は低いし、一発もないというような感じの選手でしたが、今年は目一杯振ってくれていますから長打も出ていますし、打席でよくボールも見えているようですし、打席での雰囲気が良くなりました。そしてあれだけ振れれば、相手投手も怖いと思うようになるかもしれません。あすからは若月選手にとって滅法相性のいいＺＯＺＯマリンでの試合。下位打線で作ったチャンスを上位打線が返すという理想的な攻めで、ロッテも倒してもらいましょう。