92 無名さん
田中君が隣のお父さんを見るたびに私の方を向くことになるので、もう心臓バクバク。早朝でありながらフルメイクの自分をでかしたと褒め、反面マイシャンプー・リンスを忘れホテルのを使用したため髪がごわごわで頭だけ悲惨な私を見ないで〜と思いつつ、正面を見れば田中君が視界に入るが、じっと凝視するわけにもいかず、一人視線を泳がせ、コーヒーカップを持つ手がブルブル震え、明らかに挙動不審な私。


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