過去、悪友の竜。

ふと、貴殿の事を思い出した。
久方と文を出そうかと思ったが、こう、上手く食指が動かなくてな。こうして、貴殿が気付…くかもしれない場所で。

元気だろうか。私は相変わらず馬鹿をしていて、相変わらず元気にしていて、相変わらず誰彼に甘えているような具合だ。変わらないな!さすが私だ、正義とは不変だな!!
…というにはだいぶ周辺が変わっては、いるわけだが。

もし貴殿がここに気付き、尚且つまた遊んでくれるならまた一緒に遊ぼうではないか。もちろん、もう私の事など忘れているかもしれないが…否、その可能性の方が高いが。悪め。

最後に、…どうか、幸せでいてくれよ、竜。



馬術、黄色タイツ