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保健室☆10

ついにふたけた。
(PC)
92 林檎◆6yyJ
「おはようっ」
少女が返答すると、一層笑みを強めて。

「しんぱいって……なにが?」
(Android/d)
93 シャニー
命狙われたらあっさり死ぬなと
(PC)
94 林檎◆6yyJ
「だ、だれもいのちなんかねらわないからだいじょうぶだよ……」
困り顔になって。
(Android/d)
95 シャニー
せんせーを倒す生贄とか布石にされるかも
(PC)
96 林檎◆6yyJ
「いけにえ……こ、こわい」
布団を包めて身を隠す。
(Android/d)
97 シャニー
へたれすぎるぞ!
君にはこっそり護衛役付けてそう
(PC)
98 林檎◆6yyJ
「へたれじゃないもん!」
そこだけは譲れない様子で、身を乗り出したが、気分が上がりきらず最後には溜息。
「はぅ……おなかすいたなぁ」
時計は既にお昼を回っていた。
朝食も食べなかったため、空腹を訴えていた。
(Android/d)
99 シャニー
ほう、言ったね


ん?なんか言った?
肉まんとお手製サンドイッチを食べながら問い掛ける
(PC)
100 林檎◆6yyJ
「……」コク
少女の言葉に頷いてみせる。

「あぅ……おいしい?」
首を傾げる愛らしいポーズで羨ましそうに眺める。
空腹を訴える少年のお腹が鳴き、頬を染めながら。
(PC)