保健室☆16

こっち。

「ち、ちょっとにがてなだけだもん！」

「かえろ〜♪」
泣き顔もパッと笑顔に変わると手を引いて。

焦ってるとこが…………

はーい幸せそうだね

「うぅ、たしかにべんきょうはにがてだけど……」
目を伏せて少女の視線から逃げる。
「えへへー」
嬉しそうな笑顔を見せて手を引いていく。
[とある生徒の呟き]
そろそろまたレラを動かしたくなってきた。

呑気だなあ
[とある生徒の呟き]
出せばいいじゃん

「そ、そうかな？
　いつもともだちにはゆっくりしてるっていわれてるけどさ……」
首を傾げながら。
[とある生徒の呟き]
いや、こっちでやってほしいなーって……。

やっぱり…………
[とある生徒の呟き]
ではご注文のやり方はなに？

「うぅ〜、きをつけたほうがいいのかな？」
心配そうな表情に変わり。
[とある生徒の呟き]
前みたいにこっちが行くか、レラの小屋に来てもいいかもですね。

はやく行動出来れば好きにすればいい
[とある生徒の呟き]
じゃあ突撃する

「か、かんがえてみるね……」
少女の言葉に「むむぅ」と首をひねっていた。
[とある生徒の呟き]
じゃあ、次から書き出しますね。