1 無名さん

野球選手との妄想M

>>>15269
続きを。。。
87 無名さん
このスレ邪魔
88 無名さん
作家さん待ってました

最近の作家さんの作品は小説を読んでいるようで最高です

スグにエッチにいかないのがグ〜
89 無名さん
今度は清純派だね
90 無名さん
選手もう少しおちゃめにして〜
91 作家◆5KV8
>>83
あたしは、仕事の前や後に、ごく短い時間ずつと決めて彼の個室へ行った。
「実は俺にとっては、この部屋は一番自由な場所なんだよな」自由…?
「そうだよ。球場ではマスコミやファンに囲まれるし、普段も時々カメラにつけられる。プロだし仕方ないとは思うけど、俺は野球やってるだけでアイドルじゃあるまいし なんでそんな興味あるのかわかんないんだけどさ」そうなんだ…「だから病院の中は自由♪ 限られた人しか入れないしね!」ホント!そうですよね〜、とあたし。ふたりで笑った。
…彼の手があたしの肩にかかり、優しく抱き寄せられる…「一番自由な場所で、一番好きな人と会えるなんて…俺、ラッキーだな」あたしも……「…本当に?」はい… 彼の手に力が入るのを感じる… ぐっと近づいて…ああ…あたしもキスしたい…って自然に思えた瞬間、ふたりの唇が重なった。
作家氏ね
93 作家◆5KV8
彼は、抱き寄せる力強さやガッチリした体つきとは裏腹に、唇と唇をそっと触れてきて…こんな優しいキス…初めて…
彼は愛しくてたまらないという目であたしを見つめると、今度は苦しいほど強く抱きしめた。「ずっと…ずっとキスしたかった…お前のこと好きだから…」初めてお前って呼ばれて、あたしの心臓はもう…。彼の胸に顔をうずめて…ついに言った。あたしも…好き…
94 無名さん
いや〜ん
続き来ましたね
95 無名さん
いよいよ本題に入るのかなーーー
作家さん楽しみにしてま!
96 作家◆5KV8
>>93
彼はあたしの言葉に対して、かすかに「ああ…」というような吐息で反応すると、あたしの頭を両手で自分の顔の前に持ってきて…見ると彼の目が潤んでた…。ふたりは磁石のようにひかれあい、またキス…。
彼は、いきなり舌を入れたりしないで、優しくキスしてくれたけど、制約された入院生活…かなり抑えてる感じが…。だんだんキスが長くなって腕に力がこもって来た時… やっぱり長居はマズイって思って…
あたしはキスをやめて、彼に抱きついて言った。まだいっしょにいたいけど…行かなきゃ…。彼、ため息をついて、あたしの背中をなでながら「俺、早く退院する」…もちろん…ファンも待ってるね…「退院したら、逆にこんな毎日は会えなくなる。でも会える時は、本当にふたりきりで会える…。お前は、この病院の中ではみんなのナースだけど…」うん…「でも病院を出たら…俺だけの…」…ん… あたしたちは、明日も会えるのに名残惜しくキスをして…あたしは部屋を後にした。
97 作家◆5KV8
その後、彼のふくらはぎの経過が思わしくない。痛みはほとんどないけど治るまで時間がかかり、入院期間も予想より延びてる。穏やかな態度で人と接する彼だけど、あたしといる時だけは、ヨワネを吐いたり、ちょっとイライラした表情をみせたり…。
ある日の夜中2時。当直勤務中にナースコールで彼の部屋へ呼ばれた。「勤務中にごめん…いや、これは仕事と思ってもらっていい。俺が落ち着くまで…そばにいて…」どうしたの…?聞く途中にもあたしはすごい力で抱き寄せられた。あ…そんな…仕事中…「わかってる!ただこうしてたい…」彼はどうしたのかは言わない。でも…シンとした暗い病院の個室で…急に自分を襲ったらしい不安が、彼の体を通じて伝わってきた。
痛い…「ん…?」あたしも…痛いよ…「…」あなたの不安な気持ち… あたしにも伝わってきて、あたしも痛い…
言いながら涙がこぼれてきた。彼はあたしの頬の涙をキスでぬぐってくれる…「お前の涙が、今夜の俺の薬だな。でもごめん、もう泣かせないから…」
あたしにもお薬…ください…キス…して…
98 作家◆5KV8
あたしたちは、窓から差し込む月明かりだけの暗い個室の彼のベッドの上で…蜜のように甘いキス… 泣いた後の変な顔を彼は「可愛い…」となでながら…唇を優しく吸い合って…彼の舌があたしの唇をそっと舐める。唇が濡れる…ぁぁ かすかに開いたあたしの唇を割って舌が侵入… ちゅっ…レロ…んん…だめ…「何がだめなの…?」あたしたちは見つめあった。「まだ…帰さないよ…」
99 無名さん
切ないですね…作家さん
作家絶筆