1 華墨慶斗

仁義なき怪獣大戦争

呉爾組対魏怒組で(笑)

相変わらずグダグダになりそうな予感…;

組長は東斗とシアン。

大映&円谷も参加予定。
84 華墨
ゴモラ「あ―――!お前らは!!」

メフィラスたちを指差し絶叫するゴモラを後目に、機械組(ていうか銀二)はバルタン星人撃破と同時に、例の装置を破壊したところだった。
すると、金色の粒子が飛び交い、全員の傷を癒すと同時に、新たな人影が現れた。

ラーバ「お父さん!」

レッドと東斗にも見覚えがある。それは10年前に最珠羅を名乗り、命を落としたインファント族。
そして全員の傷が癒えると、もう一人の姿が現れた。それは同じ様に婆羅護吽を名乗った奴。

『『リーダー、こっちは任せて思いっきり闘って』』

そう言う彼らの視線の先には、魏怒羅がいた。
彼はシアンの身体を抱える龍聖に近付く。

『すまないが、もう一度借りるぞ』

何を、と言う間もなく、その姿がシアンの身体に消える。
そして次の瞬間、ゆっくりと目を見開いた。

シアン「龍聖…」
龍聖「シアン?!」

その瞳は金色に輝いたままだったが、それは確かにシアンだった。

龍聖「何がどうなって?!」
シアン「説明は後だ、アイツらを片付けるぞ」

視線の先には、円谷組まで混ざった大乱闘が展開されていた。
[裏設定とかEtc.]
聖獣の幽霊出現。紺碧(最)は癒し、獄焔(婆)は防御の力を持ちます。攻撃の黄昏、シアンも参戦で、決着が着くか? この事件が終わったら次のコラボやりたいです。Tale初の、大映主体でアトランティスの話とか。
85
そして、ゴモラを追ってきた影が1つ───

リトラ「ゴモラ、援護に来たよ!」
ゴモラ「リトラ!そういや、彼奴らは?」

その問い掛けにリトラは何やら言いにくそうな顔をした。どうやらこないだの件が祟り、今や療養中らしい。

東斗「そーいう事だぜ、爺さん。後、幹部の暴君もあの二匹が相手してる様だしなぁ。」

見れば確かに龍聖とシアン(in魏怒羅)がタイラントと格闘している。
しかも、後者は半ば押され気味だ。

メフィラス「く!貴様等、私をナメおってぇぇえ!!」

メフィラスの怒号と共に、ペアハンド光線を放つ。勿論怒りのパワーが込められている分、その威力は生半可なものではない。

リトラ「行きますよ、桐生さん!」
桐生「これは、苦しんで苦しみ抜いた私達の分だ!!」

リトラの火炎弾に続き、幾多ものミサイルがメフィラス目掛けて飛び交い、それらは相手に直撃した。

「グァアァァアッッ!!!」

鎧を着ているにも関わらず、凄まじい衝撃と熱が体を貫く。しかし、それだけで東宝側の制裁は終わらない。

ゴモラ「これは、オレ等の出番を食った分!」

ズドォオォォン!!これまた怒りのパワーを込めた超振動が何度もメフィラスに直撃した。

「お…おのれぇ……!」
桐生「組長と葵君、今です!」
[裏設定とかEtc.]
良いですね。ついでに旬?で若干ハ○ナプ○ラネタとか……ダメですかね?
86 華墨
東斗「Jr.!」
葵「うん!」

渾身の力が込もった熱線、それも2本がメフィラスを貫く。
ほぼ同時に、タイラントとゼットンもそれぞれの相手に撃破されたところだった。


機械組と魏怒組が後始末に翻弄され、再びぶっ倒れたシアンが病院に運ばれ、メフィラスたちが持っていたO.Dをデストロイアたちが処分し、ようやく事件は落ち着きを見せ始めた。

東斗たちが呉爾組に戻ると、何故か上がり込んでいたレッドキングとエレキングが何かを食べている。

ゴモラ「お前ら人様の家で勝手に…」
赤王「美味いぞこれ!」
エレキング「何の料理だろ?」

見れば何故か顔を引きつらせる呉爾組一同。

氷輪「あ…それ俺が作ったサs」
ラドン「うわー!言わなくていいです!」

全員で氷輪の口を塞ぎ、ちょうどいいから彼らに全部食べて(処分して)もらおうと考えるのだった。


一方病院では。

龍皇「前に言った筈だな、龍聖を泣かせたら殺すって」
シアン「すんませんごめんなさい!謝るから許して〜(泣)」
龍聖「龍皇、いつの間にそんな約束を…」
[裏設定とかEtc.]
何気に酷い呉爾組一同。 ラストお願いします。 ハム(以下略)ネタとは…ミイラか?2繋がりで前世?ネタをやりたいとか思ったり…
87
某サイヤ人の如く龍皇は言いようのないオーラを醸し出す中、男性陣はそんな彼を止めようとするも、一向に止まらない。

ラピス「ガイガンたち…どうして頑張ってるの?」
メガロ「それは…余り知らない方が良い……」

そんな中……不意に龍聖は歩を進めたかと思うと、徐にシアンに口付けを交わした。

「「「な?!」」」
ラピス「あー「まだ君には早いです!」

と、我が子の目を隠すも時既に遅し。しかもディープキスまで発展している。

そして、漸く口が離れたかと思うと、彼らは互いに赤面していた。

シアン「な、なななな何で?!」
龍聖「…今日のツケだ。これに懲りて、二度と余を…いや、皆を心配させるでないぞ。」

そう言って龍聖は身を翻したかと思うと、奥へ引っ込んでいってしまった。
因みに夜、皆が眠れなくなる程に喧しく艶めかしい嬌声が聞こえてきたそうな。


翌日───。

サバイヴ「やれやれ、今日も…」
アンギラス「平和だなー。」
ゴロ「だねぇ……」

縁側で揃って仰向けになって空を仰ぐ三人。おまけに今日は心地よい気温だ。
[裏設定とかEtc.]
はい、前世ネタも追加で。また、ラスボスは……お願いします(滝汗)そして、ちょっと続きます
88
ゴロ「あー…思えば色々あったよなぁ。先ず桐生を拾った事から始まって……」
アンギラス「そうだな、次に大映組の抗争(厳密には戦ったのは鬼藤とラドン)……んで、」

サバイヴ「最近は…メフィラスとかいう爺さんと、父さん達は……」


続きは敢えて言わなかった。というのも、ラドンは相変わらず運命の女性を求めて旅行中、氷輪も未知なるグルメ(ゲテモノ)ツアーへ、桐生はシニアに暫くの間お持ち帰りされ、そして残るは……


ゴモラ「やぁーっと来たか、怪獣王さんよぉ。」

東斗「つくづく暇人だよね、アンタ達も。」
鬼藤「全くですね…そういう暇があるなら、早く上さんにでも頼んで映画でも「うるへー!オレ等はこれで目立ってて充分なの!」

相変わらず円谷組・地球怪獣サイドに喧嘩売られてました。因みに断りでもすれば、一日中つきまとってくるから尚更質が悪い。

レッド「とにかく、男らしくないぞ、お前ら。」
赤王「喧しいわコラァ!何なら、直ぐにでも怪獣の頂点極めてやっても良いんだぞこのヤロー!」

その言葉に三人はぴくりとなった。
何処からか迷い込んできた馬の骨に怪獣王の名を渡す訳にはいかない。

東斗「まぁ良いや、ンな事言って後悔すんなよ?」
ゴモラ「!やる気になったねぇ…それじゃ、参りましょうか。」

対峙し合う二大一派。
そして戦いの幕は、今切って落とされた───!


End.
[裏設定とかEtc.]
中途半端なラストですみません;そして、長きに渡っての長文お疲れ様でした!