1 俺の名を言ってみろ

榎本恵太

テニス部の榎本ってカッコイイよね
[何年?]
三年
37 古グノフ
───アタシの名前は嶋。心に傷を負った楽天のキャッチャー。モテカワスリムで正捕手候補の愛され女房♪
アタシがつるんでる友達は監督をやってる野村、学校にナイショで
栄養費もらってた一場。訳あって偽ガニエやってる小山。
 友達がいてもやっぱり練習はタイクツ。今日も野村とちょっとしたことで口喧嘩になった。
キャッチャー同士だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆そんな時アタシは一人でピッチャーの球を受けることにしている。
がんばった自分へのご褒美ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな!
 「あームカツク」・・。そんなことをつぶやきながらボールを受ける相手を探す。
「嶋ー、ちょっとボール受けてくれない?」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
エースの岩隈はカッコイイけどよく怪我するからキライだ。もっと等身大のアタシを見て欲しい。
 「すいません・・。」・・・またか、とセレブなアタシは思った。シカトするつもりだったけど、
チラっと男の顔を見た。
「・・!!」
 ・・・チガウ・・・今までのピッチャーとはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな感覚がアタシのカラダを
駆け巡った・・。「・・(イイストレート・・!!・・これって運命・・?)」
ピッチャーはマー君だった。連れていかれてマスクさせられた。「よーし、いいボールだ!」スライダーを要求した。
「ガシッ!ボカッ!」ボールを逸らした。ホイーツ(笑)
38 古グノフ
小説「後ろで大きな爆発音がした。俺は驚いて振り返った。」

ケータイ小説「ドカーン!私はふりかえった。死んだ。」

ラノベ「背後から強烈な爆発音がしたので、俺はまためんどうなことになったなぁとか、そういや昼飯も食っていないなぁとか色々な思いを巡らせつつも振り返ることにしたのである。」

山田悠介「後ろで大きな爆発音の音がした。俺はびっくりして驚いた。振り返った。」

村上龍「後ろで爆発音がした、汚い猫が逃げる、乞食の老婆が嘔吐して吐瀉物が足にかかる、俺はその中のトマトを思い切り踏み潰し、振り返った。」

佐藤藍子「最初から爆発すると思ったので振り返りました」

古館伊知郎「仮に爆発があったとしても、何がいけないんですかねぇ?」

柳沢敦「急に爆発が起きたので」

みのもんた「どうなのよみなさん? もうね、爆発してもらいたいね」

福本伸行「関係ねえ 爆発なんか関係ねえんだよ‥‥‥‥‥!オレだっ‥‥! オレだっ‥‥‥!オレなんだっ‥‥‥! 肝心なのはいつも‥‥!(ざわ‥‥ざわ‥‥)」

久米田康治「爆発・・・・ 爆発ねえ・・・・。この程度で爆発ですか!世の中には、もっと恐ろしい爆発が存在するのです!」

久保帯人「爆発…だと…?」

岸本斉史「これほどの爆発とは…たいした奴だ」

荒木飛呂彦「爆発など無駄無駄無駄無駄ァアアアアアアアア!!URYYYYYYYYY!!」

英語の教科書「Q:この音はガスが爆発したのですか?
          A:いいえ、爆発したのはトムです。」

村上春樹「やれやれ、そして僕は爆発した。」
39 古グノフ
───アタシの名前は冷凍ひとくち餃子。袋にメタミドホスを含んだ毒入り餃子。モテカワスリムで食中毒起こす愛され餃子♪
アタシがつるんでる友達は賞味期限偽装をやってたフジヤ、消費者にナイショで
あんを使いまわすアカフク。訳あってダンボールを入れてるニクマン。
 仲間がいてもやっぱり餃子はタイクツ。今日も私をちょっと食べたことで食中毒になった人がいた。
問題食品同士だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆そんな時アタシは一人で解凍をすることにしている。
がんばった自分へのご褒美ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな!
 「変な色だなぁ」・・。そんな事を言いながらチンする人間を軽く食中毒にする。
「この餃子、ちょっとおかしくない?」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
人間の男は愚かだけどなんか薄っぺらくてキライだ。もっと毒を盛られることに定評のあるアタシを見て欲しい。
 「腹が・・。」・・・またか、とメタミなアタシは思った。シカトするつもりだったけど、
チラっと人間の男の顔を見た。
「・・!!」
 ・・・チガウ・・・今までの人間とはなにかが決定的に違う。JTフーズな感覚がアタシの袋のようなものを
駆け巡った・・。「・・(カッコイイ・・!!・・これって運命・・?)」
男は警察だった。連れていかれて処分された。「キャーやめて!」完全処分がきまった。
「以下の餃子は食べないでください」アタシは捨てられた。日本人は虚弱体質(笑)
40 古グノフ
スイーツ(笑) パスタ(笑) ランチ(笑) セレブ(笑) ビビッド(笑) 女性の鬱(笑) 癒し系(笑)
マイナスイオン(笑) Wハッピー婚(笑) ダイエット(笑) エステ(笑) フェミニン(笑)
専用コスメ(笑) ナチュラルスイーツ(笑) 夏色コスメ(笑) 秋色ファンデ(笑)
レディースプラン(笑) アメニティライフ(笑) 自分らしさを演出(笑) 隠れ家的お店(笑)
マイブーム(笑) 若い女性に人気(笑) 思い切って残業(笑) デキる女性(笑) 岩盤浴(笑)
がんばった自分へのご褒美(笑) 高級ブランドショップ(笑) セルフプレジャー(笑) お忍び(笑)
等身大の自分(笑) ピル(笑) くつろぎインテリア(笑) 常に上目遣い(笑) 愛され上手(笑)
さぁ自分磨きがんばろう!(笑) ロハス(笑) スローフード(笑) デトックス(笑)
ダメージヘア(笑) 納豆で血液サラサラ(笑) 保湿成分配合(笑) ふわモテカール(笑)
アロマテラピー(笑) 小悪魔メイク(笑) 自立した大人の女性(笑) そんな彼女の普段の顔(笑)
ハッピースピリチュアルメイクアップアドバイザー(笑) スローライフ(笑) ガーリッシュ(笑)
アダルトなショットバー(笑)  流行にキャッチアップ(笑) キラキラ小物(笑) 詰め放題(笑)
モテカワ(笑) ピラティス(笑) ホットヨガ(笑) ハリウッドスターにも大人気(笑)
骨盤体操(笑) くつろぎの温泉宿(笑) ツンデレ系でカレの気を引いちゃえ!(笑) 艶女(笑)
キッチュなサーフガール(笑) 酸素バー(笑) 可愛い顔が台無しだぞ!(笑) かわいい(笑)
鏡に向かって頑張れ私!(笑) Lady nanoty(笑) ヤバイ(笑) キテる(笑) ほっこり(笑)
ハニートラップ(笑) 女だけで、楽しむ。(笑) 新定番(ニュースタンダード)ヒロイン(笑)
春色フルーツカラー配色レッスン(笑) ヲタージョ(笑) ワーキングビューティー(笑)
ワザあり!下着(笑) 着回しトップレス(笑) 真似したい総決算(笑) 女ヂカラ(笑)
ケータイ小説(笑) おやすみ、マンモス。(笑) ガイタメジェンヌ(笑) 美肌のカリスマ(笑)
ハートフルストーリー(笑) ちょいワルマタニティー(笑) ○○男子(笑) プチ○○(笑)
キャンパスデビュー(笑) ○○をプロデュース(笑) 恋愛体質(笑)プチうつ(笑)
41 古グノフ
女性誌脳スイーツ(笑)の特徴

・TV・雑誌からの情報を鵜呑みにする
・TVや雑誌で「有名人」に煽られるとその商品ばかり買う
・一定期間過ぎるとそのことも忘れ、新たなブームに手を出す。(消費社会の豚)
・自分の知能に関して、他人が思っている以上に優秀と過大評価
・女は社会的弱者だから、優遇されて当然 わがままも当たり前
・スイーツ(笑)叩きの存在に常に疑問
・「やせる」と銘打った商品、サプリが大好き 「やせる」と書かれただけでやせた気になる
・バカ女語は社会の公用語・スイーツ(笑)な価値観は絶対だと思っている
・TV・雑誌の記事の中で、どれが正しいものか見抜く力に欠ける
└→・金は持ってないが、見栄を張れる物が欲しい。 お隣の奥さんに差をつける!というメディアの情報にすがる
・流行とは、自然に流行るものではなく、事前に( 女性誌から )「これが流行です」と提示してもらうものである
・出る杭は打つ!卑屈なまでの集団性への帰属(カルト宗教か?)
・自分が働いてない(もしくは並みの所得)にもかかわらず「社会の一員のつもり」という信念だけは人一倍強い
・働かず男や飯にありつけるのは美人だけ、ということに全く気づいていない(現実から逃避し過ぎ)
・もしくは自分がそのような美人ではないということに全く気がついていない
42 デビ
ボールペン

小学生のころ。
授業中、緑のボールペンを使っていると途中で書けなくなった。
どうやらボールペンに空気が入ってしまったらしい。
「何だよ、買ったばっかなのに」
振ってみるが効果はない。
そこで俺は授業そっちのけでボールペンを分解し始めた。
そして芯を口にくわえ、思いっきり吹いてみる。
顔が真っ赤になったがまだ書けない。
今度はなんとなく吸ってみる。

…ジュボ

インクは一気に口の中へ
「ウゲッ」
クラスは大パニックだった。そりゃそーだ、隣の席のやつがいきなり緑の液体を吐いたらだれだってびびる。

それから俺のあだ名が「ピッコロ」になったのはいうまでもない。
43 デビ
アナログ人間の親父がPCをやりたいと言い出した
PCで何がしたいのかと聞くとインターネットで病気を調べたいとの答えが返ってきた
俺はとりあえず基本的な操作を教えた
親父は要領がいい人だからちょっとの時間で
何の支障もなくネットを徘徊できるまでに上達した
「飽きたら俺に言って。それまで勝手にやっていいから」
俺はそう言って自分の部屋に戻った
3時間後
親父が俺にPCを返しにきた
「何の病気を調べてたの?」
「まぁ色々と・・・」
「ふーん」
親父はリビングに戻っていった
俺は急いで電源をつけ、ネットに接続した
何の病気を調べてたのか知りたかったからだ
もしかしたら親父は病気を隠してるかもしれない
俺の心拍数は一気に上がった、緊張の頂点だ。
そして勇気を振り絞って検索履歴を見た
「あんな真面目な親父が何で・・・」
俺は落胆した、絶望した、涙が止まらなかった・・・
検索してたキーワード・・・それは・・・
「omanko」
44 デビ

アナログ人間の友人がPSPをやりたいと言い出した
PSPで何がしたいのかと聞くとインターネットで小説を調べたいとの答えが返ってきた
俺はとりあえず基本的な操作を教えた
友人は要領がいい人だからちょっとの時間で
何の支障もなくネットを徘徊できるまでに上達した
「飽きたら俺に言って。それまで勝手にやっていいから」
俺はそう言って自分の部屋に戻った
3時間後
友人が俺にPSPを返しにきた
「何の小説を調べてたの?」
「まぁ色々と・・・」
「ふーん」
友人はリビングに戻っていった
俺は急いで電源をつけ、ネットに接続した
何の小説を調べてたのか知りたかったからだ
もしかしたら友人はを小説を書こうとしてるかもしれない
俺の心拍数は一気に上がった、緊張の頂点だ。
そして勇気を振り絞って検索履歴を見た
「あんな真面目な友人が何で・・・」
俺は落胆した、絶望した、涙が止まらなかった・・・
検索してたキーワード・・・それは・・・
「omanko」