1 -戮.JACK

───愛しい人、

───嗚呼、今晩和。
戮です
こんな下らなそうな題名なのに、閲覧して下さるなンて…
戮は嬉しいです。


今回、戮が探している方は…
華奢なのに整った体、
並外れた声量…
体に沢山彫られた刺青…


──貴方です、京さん。
戮は貴方にとても惹かれてしまったのです。

貴方の一番になれなくてもイイのです。
…戮を、使ってください。貴方の苛々解消、話し相手…貴方が望むなら性欲処理でも…


貴方に使われるなら
戮は幸せなのです。


待ってます、戮は…
貴方を待ってます。


優遇は京さん…貴方だけですが…
戮の言葉が届くならKISAKIサン…貴方も待っています。


希薄ですが、待っています。
28
いつまででも
待ってますから。
────戮には貴方しか…居ないのです。
今、晩和―――――‥になるんかな。

どォも。面構えは御前のオ気ニ入リやろ思う俺やで。

ハジメマシテ。やな。

生憎御託長ァ並べられる程の頭は持って無いねんけども‥

お前、俺の顔で何処の陰追っとんねん

空振り繰り返して楽しい?んな訳無いやんな。

休息が欲しいならくれたろ

声を御前に
届けたる。
今晩和、ですね。


追うだなんて…
戮はそんなコトできる程、
出来てません…。苦笑


貴方から休息を貰うだなんて…
戮が休息を上げなければならないのに…
無論、戮はそんな身分じゃないですよね…苦笑


鍵を落としていくので
一度家にいらして下さい。
否定せんねんな
一応面出ししといたで


後はお前次第な
届いてないのです、が…
迷子、ですかね…?
多分、これで大丈夫かと…


戮次第、ですか…