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廃校舎〜常夜灯〜
その頃にはまだ日本国内にも部品製造の仕事があって、それなりに
忙しい時代だったのでKさんは一人で残業休日出勤するという事が
珍しくはなかった。
ある日Kさんは一人で残業を終え、社員の出入り口となっている
旧生徒玄関の鍵を閉めて退社した。
この出入り口には防犯の為に一晩中点いている蛍光灯というか
常夜灯があってそのスイッチは玄関の中にあるので外からは
操作する事ができない。
そしてその次の日の朝にKさんは休日出勤をする為に一人で出社した。
Kさんは生徒玄関の鍵を開けてから常夜灯を消そうとしたのだが、それが
既に消えている。
最初Kさんは蛍光管が切れたのだと思い念の為にスイッチを入れてみると
ごく普通に点く。
つまりKさんが玄関の鍵を閉めて退社してから無人の校舎の中から
何者かが現れてスイッチを操作して常夜灯を消したという事になるのだが
それが何者なのかは分からない。
忙しい時代だったのでKさんは一人で残業休日出勤するという事が
珍しくはなかった。
ある日Kさんは一人で残業を終え、社員の出入り口となっている
旧生徒玄関の鍵を閉めて退社した。
この出入り口には防犯の為に一晩中点いている蛍光灯というか
常夜灯があってそのスイッチは玄関の中にあるので外からは
操作する事ができない。
そしてその次の日の朝にKさんは休日出勤をする為に一人で出社した。
Kさんは生徒玄関の鍵を開けてから常夜灯を消そうとしたのだが、それが
既に消えている。
最初Kさんは蛍光管が切れたのだと思い念の為にスイッチを入れてみると
ごく普通に点く。
つまりKさんが玄関の鍵を閉めて退社してから無人の校舎の中から
何者かが現れてスイッチを操作して常夜灯を消したという事になるのだが
それが何者なのかは分からない。