110号室

一歩先行く掲示板

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■椿屋夏緒
(こんな時、相手を苦しみから救って笑顔にしてあげられるような器用さを持ち得て居ない自身の無力さに憤りすら感じて。そんな己を責めるどころかきちんと否定してくれる優しさに甘えたままではいけないと決意を改め)いや、ちゃんと謝らせて欲しい。泣かせてごめん、紘の不安が少しでも消えるように頑張る。すぐには無理でも…少しずつ。(爪を立てられた事については痛くないから、と気にしないよう伝えて髪を撫でていると漸く交わされた視線に柔らかく微笑んで)…やっとこっち見てくれた。紘が受け入れてくれるなら俺は消えない、離れない。紘が泣くくらいなら全部ぶつけて欲しい。怖かったけど、話してくれて嬉しかったのは本当だから。…勇気出して打ち明けてくれてありがとう。

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■朝比奈紘
嫌いになるわけないでしょ。俺だってずっと好きだよ(包まれる腕が少し冷たければ話を聞かせていた間、どのような気持ちにさせてしまっていたか伝わってくるように思えて罪悪感が募り。しかし同時に逞しい腕の中に囲われたことで安心したのか涙も僅かばかり上がっていた息も落ち着いてくるはず)謝ってほしいんじゃない。先輩は何も悪くない。消えるってなに。……違う、そんなふうに思ってほしくて話したわけじゃ、ないのに。!、ごめん、爪……(相手から向けられる言葉ひとつひとつに首を振って否定しても、どこかすれ違っているように思えて。きつく立てていた爪にやっと気づけば慌ててその手を引き戻し、目尻に溜まる涙を手の甲で雑に拭いながら体を離してまだ少し充血の残る目を恐る恐る恋人へ向け)俺の気持ち、矛盾してるとこあるし。そもそもあんなの恋人にする話じゃないってのも、支離滅裂なのもわかってる。俺面倒くさい人間だから、付き合いきれないなら別れ切り出してくれていいって、それを覚悟して話した。でも、消えるとかそんなのはやめて。ダメだよ

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■椿屋夏緒
…そんなの、悩むだけ無駄だってわかんねぇのか。もし紘が俺のこと嫌いになっても俺の気持ちは変わらない、ずっと好きだ。(応答の無い相手を心配して振り向いたと同時に掛けられた制止の声、腕の中へと相手を隠してしまえば少しは不安も和らぐだろうか。簡単には不安を払拭出来ないのであれば何度でもその要素を否定するつもりで)それでも、俺の存在が紘を苦しめ続けるだけなら…おまえの傍に居る資格は無い、紘の前から消える。……俺はおまえをどれだけ苦しめてる?不安にさせちまうのは俺が至らないせいだってのは分かってる。本当に…ごめんな。(相手が心に負った痛みを思えば背中に生じる感覚など無いものと同じ、ここまで苦しめてしまった不甲斐無さをどうすれば埋められるだろうと目の前で苦しむ恋人を想う気持ちの向ける場所に苦慮し)

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■朝比奈紘
っ、見ない……で、(情けない表情を見られたくない、こんな醜態を晒したあとでもちっぽけなプライドが邪魔をして。振り向かないでほしいと絞り出した声は少し遅かったか、それより早く相手が振り向いたのなら涙で濡れる顔を隠すべく咄嗟にこちらのほうから抱きしめて)離れないって約束が後々先輩を苦しめることになったらどうするの?俺への感情が愛情から同情になっても一緒にいるの?こんなに近くにいても寂しいって思うし、どれだけ思ってくれたって不安になるし。夏緒先輩の幸せを1番願ってるのに、俺が先輩を不幸にする気がして……自信がない(負に傾いた思考を持ち直すことが難しく、恋人がせっかく紡いでくれる優しい言葉も素直に受けとることができない。考えることを放棄した頭がやけに痛く感じて首を左右に振りながら無意識に力んでしまった両手は相手の背中に爪を立て、軽く傷つけてしまうだろうか)……けど、すき。先輩のことだけは手放せない。だから、苦しい

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■椿屋夏緒
(指先を包む暖かな温もりにどう返したらいいか分からず戸惑う中で、何時だって優しく触れてくれていたその手はこんな状況下にありながら此方を気遣ってくれているようで。最後の最後、終わりだと告げられるまで聞き終えたところで遂に切り出される事の無かった別れ話、これからも相手の隣に居て良いのだと実感した瞬間に漸く深く息を吸う事が出来ると強張った身を弛緩させて手元にある愛しい手を取り)俺は紘から離れないって約束した、それにどんな姿を見せられたって嫌いになったり愛想尽かしたりするはずない。…なぁ、紘。俺…おまえの事が好きだよ、おまえが思ってるよりきっとずっと好きだ。(心の内を相手に全て見せてやりたい、と願うほどに相手の事で一杯な気持ちを伝えるのにこの体勢ではもどかしく、許可を得る事が叶えば相手の方へと身体を向き直して抱きしめるつもりで)…顔、見せて。もうそっち向いてもいいか?

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■朝比奈紘
(頷くだけで精一杯なのだろう、そう思えば申し訳ない気持ちで胸が苦しくなり。抱きしめていた腕を解き、冷たくなった指先を探り当ててはゆるく握り込んで体温を分け与えることは叶うだろうか)心は揺れなかった。……でも、過去は思い出してしまった。幸せな時に、突然告げられたあの日のこと。鮮明に。夏緒先輩からもいつか言われるんじゃないかって……1度怖くなったら、止まんなくて。俺に飽きるんじゃないかと、俺からの愛だけじゃ足りなくなるんじゃないかと。夏緒先輩のこと信じてるのに、どうしても恐怖心が拭えない。で、こんな俺を知られたら呆れられるんじゃないかと思えばさらに不安になって。会うの……怖くなったんだ(途中から熱いものが瞳から零れ落ち、情けないと頭ではわかっていても止められず、反応を見るのが怖くてきつく瞼を閉じて顔を背中に押し付ければもうそこから動けずに小さく体を震わせて)おわり、これでおわり。話した全部。聞くの辛かったよね、ごめん

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■椿屋夏緒
……、…(何度頭の中で打ち消しても過ぎる一抹の不安にそんなはずは無いと言い聞かせて押し潰されそうな心に呼吸が浅くなれば次第に指先から温度が消え、本来ならば嬉しく感じるはずの口付けも今の心境では何も反応を返す事が出来ず。それでも語られる言葉を遮る事はせずに口を噤んだまま聞き入って。話を聞いていくにつれて相手がかつて付き合っていた恋人の事をどれだけ好きであったかを知らめられて感情が溢れない内に双眸を伏せてしまえば潜めていた吐息をゆっくりと吐き出して返事が出来ない代わりに一度だけ頷いて先を促し)

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