夜回りジハード
過去ログ1688
2020/11/15 0:38
▼芳ここにいる我々がずっと好きなのも、実はそこなんじゃないかと。笑
▼芳受け取れて初めて浪費になる
▼芳消費はユーザーなんだよね
▼芳國分功一郎も宮台も、結局ずっとここの話しかしてない気がするんだよね
▼芳「部室」の中にある無駄なんか、まさに秘密基地的であり、利益のない世界であり、そして一番の居場所。くりぃむも自分たちのラジオを部室トークってずっと言ってるけど、やっぱりあの人たちは本質がわかってる。
▼芳自分が本当の意味で無防備になれるのは、依存できる自分を受け入れられることであって、それは同時に誰かを世話したくなることでもあるっていうのも面白い。能動ー受動で依存を切り分けることは人間にとって不可能なんだと。確かに子供も親の誕生日を祝いたくなるもの。それこそが本当のつながりだし、コミュニティなんだと思う。
▼芳東畑のすごいところは、これを学術論文として書くのを諦めて、物語でしか語れないと気づいたところ。その物語の中にある本質は、確かにこの程度のまとめ方では全く伝えられない。
▼芳アジールとアサイラムの対比もくそおもしろい
▼芳長い。すいません。笑
▼芳世話をする/されるの境界が混同して、仲間のために「勝手にしていた」ことが増えていく。その中で人は初めて依存ができる。身を委ねられる。スタッフも患者も、どっちが世話されてるのか分からない中動態的なものになる。その空間を、東畑は後半で「アジール」って言葉で語り直す。アジールは避難場所。誰の目にもつかない「秘密基地」的なもの。その安全な世界でこそ日常は営まれる。もちろん秘密基地は閉鎖的。しかし、その居場所は壊れやすい。特に「ただそこにいるだけ」という経済的な価値のなさから、そのコミュニティは管理へと移行しやすくなる。デイケアも、「生産性のない人間にコストは割かない」方針から監視ー統制になりがち。しかし、それはアサイラム=刑務所にしかならない。居場所があっても監視のもとになってしまっては「身を委ねられない」。この葛藤ってすごくリアル。