子の恋心、親知らず(R20/パロ注意)
本音を云えば。
あなたを『父親』だなんて思ったこと、私には一度だってありませんでした。況して、家族だなど。
…そう申し上げたら、あなたは如何な顔をなさるでしょうか。
お慕い、しておりますよ。――義父上。
-------------------
…さて。先ずは数ある記事の内から拙文に目通し下さいましたこと、心より御礼申し上げます。
大変恐縮ながら、この募集には【パロディ設定/年下→年上/義理の親子】といったキーワードが含まれております。これらに嫌悪感を持たれる方、また、
・レス関係に寛大な成人PL様(裏の有無不問)
・最低限、場景の伝わる描写が可能な方(当方、台詞込み平均で全角250前後。150〜上限は特にありませんが、800字以降の24時間以内の返信はほぼ不可能です)
以上に是と仰って頂けない方は、申し訳ございませんがお引取り下さい。お手間を取らせ、実にすみません。
…残って下さった方には、期待をしてもいいのでしょうか?…取り敢えず、続けましょう。
さて。肝心の設定ですが、再三申し上げました通り、
・子供×義父
・義父×子供
組み合わせは以上。そして何れも前提として、子供側の片思いとの設定を固定させて頂きます。正確には、好意の積極性が子供の方が目に見えて強い状態、と申しましょうか。
順を追って説明致しましょう。
昔々、ある所に、まだ幼い我が子を一人遺し、不慮の事故で先立つ男女がおりました。
駆け落ちも同然で一緒になった彼らに親兄弟の宛てはなく、友人一同で金を出し合い慎ましい密葬を執り行うことになりました。哀しみを紛らわせるよう彼らの思い出話に花が咲く中、ふと誰かが口火を切ります。あの子供はどうする?と。
視線の先には、葬儀場の片隅で泣きもせず、唇を引き結んだまま所在無げに佇む一人の子供。
訪れた長い沈黙の後、ゆっくりと席を立った一人の青年は、少年の元へと歩み寄り、目線を合わせてこう云いました。
「私と一緒に、暮らして頂けませんか?」
――それから、十数年。
>>2
あなたを『父親』だなんて思ったこと、私には一度だってありませんでした。況して、家族だなど。
…そう申し上げたら、あなたは如何な顔をなさるでしょうか。
お慕い、しておりますよ。――義父上。
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…さて。先ずは数ある記事の内から拙文に目通し下さいましたこと、心より御礼申し上げます。
大変恐縮ながら、この募集には【パロディ設定/年下→年上/義理の親子】といったキーワードが含まれております。これらに嫌悪感を持たれる方、また、
・レス関係に寛大な成人PL様(裏の有無不問)
・最低限、場景の伝わる描写が可能な方(当方、台詞込み平均で全角250前後。150〜上限は特にありませんが、800字以降の24時間以内の返信はほぼ不可能です)
以上に是と仰って頂けない方は、申し訳ございませんがお引取り下さい。お手間を取らせ、実にすみません。
…残って下さった方には、期待をしてもいいのでしょうか?…取り敢えず、続けましょう。
さて。肝心の設定ですが、再三申し上げました通り、
・子供×義父
・義父×子供
組み合わせは以上。そして何れも前提として、子供側の片思いとの設定を固定させて頂きます。正確には、好意の積極性が子供の方が目に見えて強い状態、と申しましょうか。
順を追って説明致しましょう。
昔々、ある所に、まだ幼い我が子を一人遺し、不慮の事故で先立つ男女がおりました。
駆け落ちも同然で一緒になった彼らに親兄弟の宛てはなく、友人一同で金を出し合い慎ましい密葬を執り行うことになりました。哀しみを紛らわせるよう彼らの思い出話に花が咲く中、ふと誰かが口火を切ります。あの子供はどうする?と。
視線の先には、葬儀場の片隅で泣きもせず、唇を引き結んだまま所在無げに佇む一人の子供。
訪れた長い沈黙の後、ゆっくりと席を立った一人の青年は、少年の元へと歩み寄り、目線を合わせてこう云いました。
「私と一緒に、暮らして頂けませんか?」
――それから、十数年。
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