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意識改革で2ケタ勝利を狙う。阪神・能見篤史投手(28)が10日、鳴尾浜球場で自主トレを公開。ランニングとキャッチボールなどで汗を流した後、プロ4年目にかける意気込みを語った。

「今年は2ケタ以上を目標に掲げてやっていく。自分でやれると思わないと、良い結果は出ない。今まで2ケタの意識を持ってやっていなかった。意識を変えないと」

目指すは先発で1年間ローテを守り、10勝以上を挙げること。控えめな男らしからぬ強気な発言だった。目標を果たすために、今年から本格的なメンタル強化に着手。精神面を鍛える本などを自費で購入し、読みあさる日々を続けている。

「ここ3年は全く納得できていないし、何かを変えないとと思った」。もう二軍落ちはしたくない。背水の覚悟で1年間を戦うつもりだ。
(W52SH/au)