54 無名さん
斜視(しゃし)とは、片方の目は視線が正しく目標とする方向に向いているが、もう片方の目が内側や外側、あるいは上や下に向いている状態のことをいう。

俗に眇(すがめ)、ひんがら目(ひんがらめ)、藪睨み(やぶにらみ)、ロンパリとも言う。

眇は、片目が細い、あるいは潰れているさまを表すこともある。ひんがら目は「僻目(ひがらめ。僻眼とも)」が転訛した語。またロンパリは、一方の目でロンドンを見つつ、もう一方の目でパリを見ているさまに喩えた語である[1]、とされるが、ロンドンとパリくらい離れている、が原意。これらの語は、差別語とされる傾向があるので注意が必要である。