>>86
ベッドサイドで甘いキスを繰り返すあたしたち…このまま倒れ込んで初エッチかなと思ってたけど…なかなかあたしを押し倒さない彼。「なんか…ツラいからって押しかけて…そのまんまみたいなのって…」真剣なまなざしであたしを見つめながら「俺…本気で好きだから…だから…」
ああ…彼が好き。溢れる思いを胸に、ギュッとしがみついて、彼に言った。あたしは…いちばん大事な時に来てくれたって思ってるよ。あたしも会いたかったの…何かあった時あなたのそばにいたいの…。ありがとう…愛してる…。
涙がこぼれるあたし。彼の鼓動が大きくなる。見上げると彼も泣いていた。あたしたちは唇を求め合いながら、自然にベッドに倒れ込む。汗ばむ彼の頬が熱い…愛しい…

抱いて…