1 真鍋京子

喜劇・三大怪獣地球最大の決戦

喜劇・三大怪獣地球最大の決戦


※新年一発目コラボ!
お馴染み皇さんとこの怪獣さん&ウチのお笑い怪獣集団が繰り広げる、地球最大の決戦パロディネタです。
当メインは今回から代替わりいたしました。


・進藤新雷(メカゴジラ)
警視庁の刑事。
サルノ王女を巡った一連の騒ぎに巻き込まれる…割にマイペースなお方。
怒ると大量の重火器(Fミサイル&Sレーザー&CAビーム&Hショットその他)発動。


・進藤叶(キングシーサー)
新雷の妹。
東洋放送ラジオ『21世紀の神話』の取材班。
サルノ王女の騒ぎに巻き込まれる……割にこちらもマイペース。流石はウチナーの怪獣。
必殺技は、ビーム返しの他に二つあるらしい。


・村井准教授(昭和ゴジラ)
黒部峡谷にて学術調査に向かっていたが、サルノ王女の騒ぎに結局巻き込まれる……がこの方はちゃんと役柄把握しているから大丈夫。
必殺技は言わずもがな。
[裏設定とかEtc.]
ようやく上がりました今年初コラボ、気長にお付き合い下さいませ
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「は、話があるんです…!」
「何だ?レイオニクスバトルへの勧誘は受け付けてはおらんぞ?」

幽霊なのに何で最近話題のそれ知ってるの?というツッコミはさておき、ラーバは一呼吸置いて言葉を続ける。

「い、今すぐ地球の破壊を止めて立ち去ってください!さもないと…」
「何だね?今すぐ成虫にでもなって儂を葬る気か?良い度胸だ。」

そして自分を射抜くその眼差しがかつての二男を彷彿とさせて思わず眉間に皺が寄る。

「まぁ、君みたいな子供はとっとと家に帰って暖かい布団で丸まっている事だな。
さぁ、あっちへ行くんだ。」

極めて普通の口調で言葉を締め、しかし語尾の部分で引力光線をラーバの近くに放つ。
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「!?きゃあぁあああ!」

稲妻の切っ先が地面を抉り焼き焦がし、硝煙を立てる。
そしてその衝撃で風圧も起き、ラーバは遠くに吹っ飛ばされた。

「少し、力を入れ過ぎてしまったか……まぁ良い。」

何か策があったかどうかは知らないが、所詮は子供。こちらは初老+幽霊とはいえ、体力の差は目に見えている。

ともあれ踵を返し、この後彼女の飛沫と共に、何かを地面に叩き付けたかの様な音がするだろうと思ったが……次の瞬間!

とすん、と何かをキャッチする音と共に、自らの傍らに青白い放射熱線が放たれた。

「っな!?」

思わず飛びずさると同時に、震源地を振り向きざまに見る。
そこには空中でラーバを抱きかかえるラドンと、戦闘モードむき出し真っただ中のゴジラがこちらを見据えていた。

「やぁっと目が覚めたぜ、ラーバちゃん。(台本の事情もあるけど)
爺さんよぉ、子供相手にやりすぎじゃないかい?」
「そうですよ…老人を手に掛けるのは乗り気ではありませんが、今回は別です!」

二人の声を聞いて、ラーバは安堵に気を吐くと同時にぎゅ、とラドンの手を握り締める。
[裏設定とかEtc.]
ちょっと割愛している部分もありますが、何とか2匹参戦しました。
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一方で、漸く動き出した怪獣達を見てギャラリー達も歓声を上げる。

「やっと動き出した様やな!」
「まぁ、あんな小さな子見捨てたら後が怖いからな。」

今は病床に付いている親とその弟。娘の危機を聞きつけたら病気という事も忘れて、真っ先に龍鬼に攻撃を仕掛けるだろう。
その時は……恐らく自分達をも紛れ込んで、この地一帯にハルマゲドンが起こるかもしれない。

「おじさん達…!」

一方で、新たな増援が加わった事で龍鬼は露骨に怒りを露わにする。

「虫螻共が…そんなにこの惑星の愚か者共が大事か。
ちょうど良い!貴様等も、そいつらと同じチリと消してくれる!!」

直後、彼は背中からコウモリを模した巨大な羽を広げ、両肩からも黄金の龍を繰り出して三匹と対峙する。
風圧と共に殺気が此方に吹き荒び、富士山が一瞬だけ砂嵐に覆われて見えなくなる。

恐らく滅ぼされた惑星の住民達も、この姿が最期の光景となったのだろう。


そして、色々と前途多難はあったが画して地球最大の決戦が始まろうとしていた―――!
[裏設定とかEtc.]
短いけれど何とか書けました;そろそろスレが満杯になりそうなので、引っ越しお願いします。
87 真鍋京子
ゴジラ達が戦い始めた頃ーーーーーーカナイが慌てて気づいた。


「おらんさ!!王女、いなくなってる!!」


いつの間にか、ゴモナルド塚本共々いなくなった王女。
助手・大作と村井も『痕跡』を頼りに追いかけようとするがーーーーーその、誰より早く新雷が、素早く身を翻し走り出す。


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その頃ーーーー王女(自称レイオニクス)は、一人断崖の上にいた。
そして、空を仰ぎ見ながらーーーーーある者たちへ祈った。


『ウルトラの星の戦士たちよ……!!
地球の怪獣達に、力を貸してくれ!!』



しかしーーーーその王女(どっからどう見てもZAP隊員服のレイ)を何者かが『狙撃』した。
というかーーーー狙撃しようとして、とある飛行物体に邪魔をされた
[裏設定とかEtc.]
遅れましてスイマセン分かりました。次スレ立てておきます。
88 真鍋京子
横切った飛行物体はーーーー毎度お馴染みボスタングである。

そしてボスタングの上には『これまたお馴染み』グランデが、腕組みしながら仁王立ちしていた。

ネオバトルナイザーを構えながら、グランデは不敵に微笑む。


「遊ぼうぜ」


王女ーーーーレイは、しばらくグランデを見つめていたが。

無愛想に、こう返す。


「いいだろう」


果たして、本編ガン無視でこの二人はレイオニクスバトルをやらかすやらやらかさないやら?

そして、ゴジラ達は久々登場の龍鬼ーーーーキングギドラに勝てるのか!?

次回へつづく。


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♯まっぶやー♪
♯まっぶやー♪
♯うーてぃくーよー♪

♯うーめーくわってぃー♪
♯うーてぃくーよー♪

♯まっぶやー♪
♯まっぶやー♪
♯うーてぃくーよー♪

♯なっないろ♪
♯まっぶやー♪

♯たーいせーつにー………♪
[裏設定とかEtc.]
はい、次回スレへと続きます。今日はこの辺にてちなみにエンディング映像は、ゴジラ達の格闘シーンと、当擬人化達の記念撮影で。