1 飛龍
ゴジラ族、全員集合!〜パート3〜
ラドン旅館でのんびり過ごすゴジラ族。
そんな中、ギドラはゴジラ族の事を知るため、初代・ファーストから話を聞きだす。
そして今は四代目・ジャスティスから話を聞いていた。
そんな中、ギドラはゴジラ族の事を知るため、初代・ファーストから話を聞きだす。
そして今は四代目・ジャスティスから話を聞いていた。
87 皇
その言葉に龍聖はゾクッと背筋に悪寒が走った。
自分は今、取り返しの付かない所にいる…。しかし、此処で引き下がる訳にはいかない。
「…余に地獄を見せる?やってみるが良い!」
龍聖もカイザーに共鳴するかの様に、目が緑色に輝いた途端、半分が機械に覆われた金色龍に変化した。
直後、二匹の龍の咆吼が響き渡る。
「キュアァアン!」
「キサァアアアァン!」
そんな修羅場真っ只中を、ブレイは空牙達を連れて逃れていた。
「しっかし、ありゃもう大怪○バトルさながらだぜ。……空牙?」
もしや先程のダメージが堪えているのだろうか。しかし、よく見たら空牙はワナワナ震えていた。その数秒後、彼はガバッと顔を上げる。
「あはははは!折角改装したのに、もうウチの旅館はギドラ族の所為で終わりだ!あっははははははは!!」
突然高笑いを始めたかと思うと、年甲斐もなしに号泣し始めた。
「く、空牙!?」
「しっかりして下さい、ご主人!」
「お願い、泣かないで…!」
恋人やガイガン達が宥めるも、空牙はひたすらに罵声やらヤケ笑いを繰り出すのみだった。
一方此方、原型×2は数秒間互いに牽制し合ったものの、先に手を出したのは龍聖だった。
彼は真ん中の首から不思議な色のプラズマ引力光線を放った。
[裏設定とかEtc.]
空牙暴走しました。果たしてこの勝負の行く末は!?
自分は今、取り返しの付かない所にいる…。しかし、此処で引き下がる訳にはいかない。
「…余に地獄を見せる?やってみるが良い!」
龍聖もカイザーに共鳴するかの様に、目が緑色に輝いた途端、半分が機械に覆われた金色龍に変化した。
直後、二匹の龍の咆吼が響き渡る。
「キュアァアン!」
「キサァアアアァン!」
そんな修羅場真っ只中を、ブレイは空牙達を連れて逃れていた。
「しっかし、ありゃもう大怪○バトルさながらだぜ。……空牙?」
もしや先程のダメージが堪えているのだろうか。しかし、よく見たら空牙はワナワナ震えていた。その数秒後、彼はガバッと顔を上げる。
「あはははは!折角改装したのに、もうウチの旅館はギドラ族の所為で終わりだ!あっははははははは!!」
突然高笑いを始めたかと思うと、年甲斐もなしに号泣し始めた。
「く、空牙!?」
「しっかりして下さい、ご主人!」
「お願い、泣かないで…!」
恋人やガイガン達が宥めるも、空牙はひたすらに罵声やらヤケ笑いを繰り出すのみだった。
一方此方、原型×2は数秒間互いに牽制し合ったものの、先に手を出したのは龍聖だった。
彼は真ん中の首から不思議な色のプラズマ引力光線を放った。
[裏設定とかEtc.]
空牙暴走しました。果たしてこの勝負の行く末は!?
88 飛龍
それをカイザーは避けることなく、全て身に受けた。
原型ではカイザーはギドラより避けることは不可能に近い。
しかし、カイザーは口の端を曲げ、言った。
「その程度か…」
「なに―――!?」
龍聖が驚いた直後、稲妻を纏った光線が龍聖に直撃した。
「グアァァァァァッ!!」
自らより遥かに上回る攻撃に、龍聖は倒れ込んだ。
そんな彼をカイザーは近づき、何度も何度も踏み付ける。
そんな光景に、ブレイは息を呑んだ。
(カイザー、それは少しやり過ぎでは―――)
そう思ったが、自分の力ではどうすることもできない。
―――その時だった。
「何をしておる!お前達!」
凜とした声が聞こえたとき、金色の龍王が彼らの前に姿を現した。
[裏設定とかEtc.]
ギドラ復活。
原型ではカイザーはギドラより避けることは不可能に近い。
しかし、カイザーは口の端を曲げ、言った。
「その程度か…」
「なに―――!?」
龍聖が驚いた直後、稲妻を纏った光線が龍聖に直撃した。
「グアァァァァァッ!!」
自らより遥かに上回る攻撃に、龍聖は倒れ込んだ。
そんな彼をカイザーは近づき、何度も何度も踏み付ける。
そんな光景に、ブレイは息を呑んだ。
(カイザー、それは少しやり過ぎでは―――)
そう思ったが、自分の力ではどうすることもできない。
―――その時だった。
「何をしておる!お前達!」
凜とした声が聞こえたとき、金色の龍王が彼らの前に姿を現した。
[裏設定とかEtc.]
ギドラ復活。
89 皇
「あ、父上/ギドラ様……」
声が揃うと同時、カイザーは漸く人型に戻り、龍聖もズタボロのそれに戻った。
「少し、この礼儀知らずにどちらが上かを教え込ませていた所で」
ぐい、と両肩を掴まれ、真顔で詰め寄られる。
「解っているのか?これ以上やればお前は同族を殺していたぞ?そもそも我らギドラ族が同族に手を掛ける事は、この世で最大のタブーだ。解るな?」
「しかし「あの黒い死神、デスフォデスの様になりたいなら話は別だ。」
その言葉を聞いた途端、カイザーは固唾を呑み、不意に口を噤んだ。
残るは、息も絶え絶えな龍聖のみ。
「龍聖、大丈夫か?そもそもこれは何の騒ぎだ?」
「ギドラ様…気になさらないで下さい。全ては理性が抑えられなくて……」
普段滅多に怒らない龍聖が怒るなんて、珍しいと思った。もしやその原因は
「メガロに対して、か?」
「ハイ…誠に恥ずかしながら、彼女がガイガンと交接をした事に我慢がならなくて…!」
交接……先程プールで見たあの光景だ。しかし、一体どうやって知れ渡ったのだろう。誰かが龍聖に密告したのか?
[裏設定とかEtc.]
ギドラ族に更なる波乱が…
声が揃うと同時、カイザーは漸く人型に戻り、龍聖もズタボロのそれに戻った。
「少し、この礼儀知らずにどちらが上かを教え込ませていた所で」
ぐい、と両肩を掴まれ、真顔で詰め寄られる。
「解っているのか?これ以上やればお前は同族を殺していたぞ?そもそも我らギドラ族が同族に手を掛ける事は、この世で最大のタブーだ。解るな?」
「しかし「あの黒い死神、デスフォデスの様になりたいなら話は別だ。」
その言葉を聞いた途端、カイザーは固唾を呑み、不意に口を噤んだ。
残るは、息も絶え絶えな龍聖のみ。
「龍聖、大丈夫か?そもそもこれは何の騒ぎだ?」
「ギドラ様…気になさらないで下さい。全ては理性が抑えられなくて……」
普段滅多に怒らない龍聖が怒るなんて、珍しいと思った。もしやその原因は
「メガロに対して、か?」
「ハイ…誠に恥ずかしながら、彼女がガイガンと交接をした事に我慢がならなくて…!」
交接……先程プールで見たあの光景だ。しかし、一体どうやって知れ渡ったのだろう。誰かが龍聖に密告したのか?
[裏設定とかEtc.]
ギドラ族に更なる波乱が…
90 飛龍
ギドラが考えるなか、カイザーが説明した。
「ブラッディがつい口が滑ってしまったのですよ。最悪な事に龍聖の前で――」
「…成る程。しかし、殺ってしまうとより後悔することになるぞ」
そう云うギドラに、龍聖は反論しようとする。
「しかし―――」
「…我なんかさっきフラれたばかりなのだぞ。お前の方がまだ―――」
再びマタンゴ化しそうな相手に、カイザーは声をかける。
「父上、それはお互い様でしょう…」
「だが―――」
「長話はそこまでにしとけ」
別の声の主に、三人がそちらを振り返った瞬間、言葉を失った。
そこには、怒りを通り越した空牙の姿があった。
[裏設定とかEtc.]
空牙、プチ精神崩壊
「ブラッディがつい口が滑ってしまったのですよ。最悪な事に龍聖の前で――」
「…成る程。しかし、殺ってしまうとより後悔することになるぞ」
そう云うギドラに、龍聖は反論しようとする。
「しかし―――」
「…我なんかさっきフラれたばかりなのだぞ。お前の方がまだ―――」
再びマタンゴ化しそうな相手に、カイザーは声をかける。
「父上、それはお互い様でしょう…」
「だが―――」
「長話はそこまでにしとけ」
別の声の主に、三人がそちらを振り返った瞬間、言葉を失った。
そこには、怒りを通り越した空牙の姿があった。
[裏設定とかEtc.]
空牙、プチ精神崩壊
91 皇
「な…何だこの異様な殺気は……」
数分前龍聖が醸し出していたオーラ並、否それ以上の物がしっかりと漂っている。
「お前らぁ、さっきからウチの旅館でドンパチやりやがって…おまけに一部、キノコが生えてきそうなヤツもいるじゃねぇかぁ。」
明らかにギドラの事だが、今は反論できない。そうしたら忽ち地獄を見るハメになるからだ。
そこへ、同族の異様な雰囲気を感じ取ったラドンが必死に空牙を引き止めようとする。
「止めて下さい、お祖父様!今力を解放したらこの旅館が「離せ、この女ったらしがぁあ!!」」
ジタバタと暴れる空牙。その時、ラドンは何とかギドラ達に呼び掛ける。
「早く逃げて下さい!さもないと殺されます!」
「あ…あぁ!行くぞ、お前達!」
ギドラが二人の手を引いた直後、遂に空牙がラドンを振り解き、ギターを構えた。そして
「あっはははははは、みぃんな死ね…死んじゃええぇええぇ!!!」
空牙の狂乱した笑い声と共に、凄まじい突風が吹き荒れた。
狙い先は勿論、事件を引き起こしたギドラ達三人だ。
「父上ぇ!」
「ギドラ様、早くお逃げ下さい!元はといえば余の所為で「良いから早く行けー!」
どん、と二人を突き飛ばした直後、不意にギドラの足が突風に捕らえられた。
「あ」
直後、彼は断末魔を上げる間もなく、窓を突き破って夕焼け空の彼方に吹っ飛ばされたのだった───。
[裏設定とかEtc.]
果たしてギドラの運命は?続きは次スレにてお願いします
数分前龍聖が醸し出していたオーラ並、否それ以上の物がしっかりと漂っている。
「お前らぁ、さっきからウチの旅館でドンパチやりやがって…おまけに一部、キノコが生えてきそうなヤツもいるじゃねぇかぁ。」
明らかにギドラの事だが、今は反論できない。そうしたら忽ち地獄を見るハメになるからだ。
そこへ、同族の異様な雰囲気を感じ取ったラドンが必死に空牙を引き止めようとする。
「止めて下さい、お祖父様!今力を解放したらこの旅館が「離せ、この女ったらしがぁあ!!」」
ジタバタと暴れる空牙。その時、ラドンは何とかギドラ達に呼び掛ける。
「早く逃げて下さい!さもないと殺されます!」
「あ…あぁ!行くぞ、お前達!」
ギドラが二人の手を引いた直後、遂に空牙がラドンを振り解き、ギターを構えた。そして
「あっはははははは、みぃんな死ね…死んじゃええぇええぇ!!!」
空牙の狂乱した笑い声と共に、凄まじい突風が吹き荒れた。
狙い先は勿論、事件を引き起こしたギドラ達三人だ。
「父上ぇ!」
「ギドラ様、早くお逃げ下さい!元はといえば余の所為で「良いから早く行けー!」
どん、と二人を突き飛ばした直後、不意にギドラの足が突風に捕らえられた。
「あ」
直後、彼は断末魔を上げる間もなく、窓を突き破って夕焼け空の彼方に吹っ飛ばされたのだった───。
[裏設定とかEtc.]
果たしてギドラの運命は?続きは次スレにてお願いします