1 管理人◆9rc5

リレー小説スレ

タイトルの通り、自由参加型リレー小説スレです。90レスまで続けてゆきましょう。本家のキャラを使うか、そちらで設定されたキャラを使うかは特に制限致しません(但し、怪獣限定でオリジナルキャラのみはNG。始めての方はルール説明をよくお読み下さい)
お題は「郵便配達」です。
2 管理人◆9rc5
ある日、怪獣島の片隅で怪獣達の配達員・バランは溜め息を吐いていました。

「今日に限って、まさかこんなに来るなんて……」

彼の眼前にあるもの、それは山の様に積み上げられた郵便物。宛先はこの怪獣島から防衛庁、余り行かない地域と多種多様で、郵便物も小包や手紙に何故かヘドロや血、液体等が着いていたり、パターンは様々です。
しかし、他の局員達がいない以上、何としてでも今日中に運ばなければなりません。

「ともかく急がないとなぁ。日が変わるまでに何とかしないと」

独りボヤきながらバランは懐から袋を取り出すと、郵便物を詰め込みました。
その姿はまるで、季節外れのサンタさんの様です。

「さて、先ずはどこから行こうかな?」
[裏設定とかEtc.]
出だしは以上です。それでは一人1スレまで、続きをお願いします。
3 真鍋京子
封筒を一つ手に取るバラン。
不思議な紋章が描かれた封筒が気になったようだ。

「亀の甲羅?まぁいいや。まずは此処にするか」


バランは、封筒にある所在地を目指し飛翔。

すると…


『頑張れゴジラ!』

『負けるなガメラ!』


人間達の呑気な声援が、とある島から響く。

見ると、見覚えのある一頭と、見覚えの無い一頭がにらみ合っていた。


【……二大怪獣のバトルとか、某大戦じゃねぇんだからよぉ。
メス亀、機嫌直せって】

【俺と同じ種族の牝に、鼻の下伸ばしてデレデレしていたのは、どこの誰だ!
貴様という奴は………!!!!】


………………。

誰がどう見ても痴話喧嘩の二人。

バランは呆れながらも、近くにいた『島の守護神』に手紙を渡した。


『アレ、大丈夫ですかね?』

『大丈夫ですよ。暴走したら、僕が彼らを止めますから』


チートっぷりに定評のある守護神に手紙を託し、バランは再び、次の配達先を目指していった。
[裏設定とかEtc.]
お久しぶりです(T_T)m(_ _)mちなみに同族の美人は、皇さんとこのガメラさんです。
4 華墨
次にバランが向かった先は、変な石の彫像…もといモアイ像で有名なイースター島。
ご存知、海底王国シートピアの出入口である。
そこで待ち構えていたのは、頭に甲虫の角を生やした少女と迷彩服を着た男――メガロと悠樹だった。

「おー、こんな所までご苦労さん」
「あなたの分は無い」
気軽に手を振る悠樹をスルーして、意外と嵩張る配達物をメガロに差し出すバラン。
その中身は、

ピンクと赤のカーネーションの花束と、クレヨンで描かれたらしき似顔絵、そして「いつもありがとう、おしごと(守護神業)がんばって」と書かれたメッセージカードだった。

ラピスがガイガンに、ガイガンがコバルトに、コバルトが悠樹に伝え、ただいきなり今日地上に誘われたメガロはまだ知らない。
シートピアに戻ったら、悠樹が時間稼ぎをしている間に、転送装置を使ってまでこっそりやって来たサイボーグ怪獣×3が、サプライズパーティーの準備をしている事なんて。
[裏設定とかEtc.]
懐かしのガイメガ息子ラピスネタです。昨日やるつもりでうっかり忘れていた母の日です。連続投稿になるような事にならなければ、父の日ネタも(今度こそ当日に)アプしたいです