長曾我部元親
誰も居やしねェが、これはこれで良いってもんよ。
初めてお前と出逢ったのは…あァ、もう十二年も前になっちまったのか。時が過ぎるのは早ェな。
確か…夜の茶屋だったか。
ふと、あの夜に帰りたくなっちまうのさ。
半兵衛
ただ、一言。
ありがとうの言葉と共に…そうだな、花束でも贈ってみようか。
ねぇ、僕の声に酔ってくれる誰かさん?
浮かれた書き込みに気付いたら、君はまた頬を染めてくれるだろうか?
今から楽しみだよ。
片倉小十郎
この日が来れば否が応でもあなたを思い出さざるを得ない。
暑さに弱いあなたが息災でおられるのか、案じるぐらいは許されるだろうか。

あれから沢山の月日が流れたが、あなたへの感謝は尽きない。畑にも出れぬ奥州の長い冬も、あなたのお陰で好きになれた。夏の陽射しに畑の土が乾いても、あなたを想えば小十郎の心が渇く事はございませぬ。
今もあなたをお慕いしております。

どうか御身を大事になさって、幸せにおなりください。あなたのご多幸をいつまでもお祈り申し上げております。
伊達政宗
七夕の日に、長年連れ添ったお前との別れ。辛く哀しかったが、お前の決意を聞いたからには、もう見送る事しか出来ねえ。最高で自慢のお前を手離すのは辛く…………いや、もう、泣かねえと決めた。泣いてばかりだとお前が心配しちまう。お前は、最後まで俺を愛してくれた。謝ってばかりいるんじゃねえぜ、小十郎。お前は俺が愛した男だ。堂々としてろ。
これからは、互いに別々の道を歩むが、いつか、お前が俺を思い出してくれたら。どうか、息災で。今までありがとうな、俺の大事な右目で愛しき男。