月いろの手紙 置き詩版
OTHERS
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歌詞専用としての、解放部屋ですが、500文字を越える作品もこちらへどうぞ。
1500文字まで対応出来ます。
●玖妙夢堂
春蟹〜crab〜
 
蟹を食らふ、手は休めずに
蟹を食らふ、殼を積みつゝ
蟹を食らふ、此れが至福と
緩やかに過ぐ午後を味はふ
言葉と視線が微醉ひに溶け
巡りし春の新たな香を知る

湯に浸かる、手は休めずに
湯に浸かる、肌に觸れつゝ
湯に浸かる、此れが至福と
緩やかに過ぐ午後を味はふ
映畫と配慮が微睡みに溶け
巡りし春の新たな香を知る
 
(506SH/s)
2018/4/21 19:37
●玖妙夢堂
春巡〜into your hem〜
 
文字にしなければ傳はらない
想ひは姿を持ってゐないから
僅か數行を綴る事が出來ずに
遙か未來を語れると言ふのか
夕暮れの酒に巡る欲求が叫ぶ
もっと此の眼に君を刻みたい
ずっと其の肌に熱を刻みたい

言葉にしなければ傳はらない
想ひは升で測れやしなひから
僅か數分を遣ふ事が出來ずに
遙か未來を誓へると言ふのか
春近しと街に巡る煩惱が甦る
もっと此の胸に君を刻みたい
ずっと其の躰に愛を刻みたい
 
(506SH/s)
2018/3/10 1:02
●玖妙夢堂
結目〜spin〜
 
祕密な時間の結目を解く
待ち侘びた想ひ映す冬空
と曖昧に溶ける街の色が
惡戲な心を騒がせてゆく
氷技に夢中になつてゐる
そんな姿にもまた萌えて
週末の午後を紡いでゐる

微醉ふ身體の結目を解く
艷を含んだ肌を傳ふ舌先
と芳醇に溶ける聲の色が
天井を壁を充たしてゆく
手技に夢中になつてゐる
そんな姿にもまた萌えて
刻限の寂寥を慰めてゐる
 
(506SH/s)
2018/2/10 3:27
●玖妙夢堂
寒波〜nature〜
 
制限してゐると言ふ
君と大自然に舌鼓む
時を經ても變はらぬ
笑顏にまた癒される
ずっと前から未來へ
續いてゐる氣がする
心は寒波に怯まない

緩和してゐると思ふ
遲い新年會に酌交す
季を經ても變はらぬ
少女にまた熱くなる
ずっと前から運命を
紡いでゐる氣がする
心は寒波に挫けない
 
(506SH/s)
2018/1/13 3:33
●玖妙夢堂
忘年〜romance〜
 
男はありのまゝを求めて
女はありのまゝで惑はせ
そこはかとなき戀に溺る
深くも淺き逢瀬の間に間
幾度果て眠る横顏にまた
自惚れてしまひさうな夜
長靴に想ひを詰めてゐる

男はありのまゝを晒して
女はありのまゝで匿して
そこはかとなき戀に漂ふ
深くも淺き季節の間に間
葡萄酒の釀す横顏にまた
見惚れてしまひさうな夜
電飾に想ひを託してゐる
 
(506SH/s)
2017/12/16 18:40
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