皆瀬 織
それに、海音先生、ち……ちょっと、小柄、です、し…。(明らかに言いかけた言葉を言い直しながら、チラリと相手の姿を横目で窺い)…海音先生、まだ、育つ…のか、です。(空いていた席にトレイを置くと、重い、という相手に、立ったまま、何処と無く心配そうな視線向け)…だい、じょぶ?
海音 勝己
そうかなぁ(出された料理にいくらですかと尋ねお金を払いながら微妙な顔をし)じゃあ僕も育ちざかりでいいか(相手の言葉にくすくす笑い相手の後ろに付いて歩き始め)お、重い・・・
皆瀬 織
そ、か?結構、多い、思う…です。(相変わらず微妙な丁寧語で返してから、代金を支払うと、カウンターから出てきた料理を、ありがと、と小さく会釈して受け取り)
…俺は、いちお、食べ盛り。(相手の言葉に小首を傾げながら、トレイを抱えて、席を取っておくつもりなのか、空いている席に向かい)
海音 勝己
え?普通だと思うけど(料理の出来る間に自販機に向かいながら相手の言葉に首をかしげ)て織君も結構頼んでるじゃん(自販機から出てきたお茶をトレイに載せながらくすくす笑い)
皆瀬 織
(相手の様子に、目元を和らげて小さく笑いながら、自らもメニューに睨み付けるような視線向けるが、相手の注文の量にシパと瞬きし)
海音先生、結構、大食漢、です、か?…え、と、すみません、カレーライスと、親子丼、ください。あ、あと、プリン、も。
(カウンターに歩み寄ると、カウンターの向こう側に小さく頭を下げ、相手に負けない量の注文をすると、プリンという注文を付け足し、小さく口の端を上げ)
海音 勝己
そか!よかった(相手の言葉にふうと小さく息を吐き胸の前で手を合わせ)
そうだね、何食べようか・・・
(相手の言葉に賛同しメニューを見ながら少し考え)
オムライスに、ミニうどん、あと茶碗蒸しにから揚げ、あ、あとプリン(カウンターにいる人に向かいけっこうな量を注文し)
皆瀬 織
(相手の笑顔につられるように、小さく口の端を上げてわずかに笑うと、ゆるゆると首を横に振り)
大丈夫、俺も、来た、ばっか…です。
(チラリとカウンターの方へと視線を向けると、相手に向けて小首を傾げて口を開き)
注文、行こ…です。海音先生、何、食べ、る…です?