皆瀬 織
…こん、ばんは。あの、カレーと、カツ丼、ください…。(相変わらず、たどたどしい口調で注文をすると、財布を開いて会計を済ませ)…あり、がと、ござい、ます。(ペコッと小さく頭を下げて、二品が乗ったトレイを受け取り、空いた席を探して歩き始め)
皆瀬 織
(学ラン姿で財布を片手に食堂へと入ってくると、メニューへ睨むような視線を向け)…。(メニューが決まったのか、ゆっくりとした足取りでカウンターに歩み寄り)>入室
佐江嶋 千歳
(一度椅子を座ったまま動かして姿勢を整えてからスプーンを持ち、デミグラスソースがかかった楕円形のオムライスをやや大口気味に掬って、空腹の為か普段より早いスペースで口に運び続け。合間にドレッシングのかかったサラダやスープを食しては時折、口直しにとお茶を含んでから次々に器を空にして行き。数十分経って全て食し終えれば満足気に口元を指先で拭って軽くなったトレイを持って立ち上がりカウンターへ向かい)次は出来たらメインもちょこっとサービス…あは、冗談です。ご馳走サマでしたー(来た時と同様に戯言を並べトレイを返すと後に挨拶を告げてから並足に食堂を出て行き)>退室
佐江嶋 千歳
どもどもー(暫くして料理が出来上がりトレイを受け取るも何やら調理員に手招きされ、不思議そうに耳を寄せると潜めるようにして告げられた言葉に目を丸くさせ)え?サラダだけ大盛?冗談だっ…いえ、それはそれは、有り難く頂きマス(並より少し多めに盛られたサラダの器を見遣れば一瞬、冗談だと口を開きかけるも良心的に笑う調理員に結局は何も言えず、素直に礼を告げてからトレイを持って移動し。途中、ポットに用意された温かいお茶をカップに汲んでトレイに乗せると席が並ぶ方へ向かい、自分は適当に真ん中の席にトレイを置いて座り)
佐江嶋 千歳
オムライス、いや。ハヤシライスにするべきか…(暫く視線を巡らせていたが急に眉尻を潜めると悩ましげに首を右に傾けて、だが間を置かずに顔を正面に戻すと悠々にカウンターへ向かい)あ、オムライスとシーザーサラダとコーンスープお願いします。出来たら大盛特大で?(カウンターの上に肩肘を乗せ弾んだ声で注文を伝えれば周囲に人がいないのを良い事に、調子づいた戯言を付け足して締まりなく笑い。短く会話を交わした後、ポケットから折り畳まれた千円札を取り出し会計を済ませ料理を待ち)
佐江嶋 千歳
あー…ようやく飯にありつける(上下セットの白ジャージを寛げるように着用し足元は上履きを突っ掛けた姿で低く唸る自分の腹の虫を抑えるよう腹を片手で擦りながら閑散とした食堂内に足を踏み入れ、更に奥へ進むと掲示されているメニューを仰ぎ見て)>入室
紺野祥二
(黙々とスプーンを口に運び見る間にカレーを完食し、コップを手に取り注いでおいた水を半分ほど飲み。再び手を合わせ挨拶と共に軽く頭を下げてから席を立ち)ごちそうさまでした。美味しかったです(返却口へトレーを返しながら中へと声を掛け礼を述べると緩めたマフラーを巻き直しつつ食堂を後にし)>退室