紺野祥二
いただきます(手を合わせ軽く頭を下げてスプーンを手に持ち。ざっくりと大きめに切られたじゃがいもを掬いそのまま一口で口の中に入れ、ソレを咀嚼しつつ端からご飯とルーを混ぜていき。口の中のものがなくなると次を掬って口に運んでいき)
紺野祥二
…すみませーん、カレー下さいな。カレー(制服姿にコート、鼻先まで青と緑のストライプのマフラーに埋め。寒さに押され早足気味に食堂を訪れるとかじかむ手でポケットから財布を取り出し注文を告げ。代金を払い、暫く待って出来たカレーを受け取ると、コップに水を注いでマフラーを肩から掛けるだけにしてから空いている席へと座り)>入室
日向奈津
多分百人に聞いたら百人がお前の事変人や、ってゆーで。さっきの口調やったら(至極真面目に答えるが思い出したのか可笑しそうに笑い慌てて口を両手で押さえるが指の隙間から噴き出し笑いした息と声が時々漏れ目尻には涙を浮かべ)あ、そーなん?謝らなとかゆーからてっきり気分害すよーな事ゆーてしもーたんかと思って焦ったわ。…メール?N?ぇ、お前っ…Sか!?は、ちょっ…はぁ!?(安堵し息を吐くが相手のメールという単語に首を傾げるがN、という単語に目を見開き段々と口が開いていき最終的に本当の姿に戻った相手にこれでもか、というくらい目と口を開き、誰かわかると眉間に皺を寄せ目を見開いたまま驚き戸惑い声色は少し怒気の含んだもので)
あ、あぁ、頼な。確かにS入ってへんけど頼の性格にS入っとるわ(名前を言われ怒っていたが気が抜け普通の表情に戻り相手の名前を復唱し)お、ありがとな!デカい方くれて!…あ、つかお金は?(お握りを受け取り礼を述べ笑顔で噛り付くが、ふ、と思った疑問をお握りを飲み込んで口にし小首を傾げ尋ね)は?あ、そやな。ほな帰ろか。……っと、ちょっと待った!オムライス!(腕を引っ張られ疑問を口に出すが相手の言葉に納得し慌ててお握りを全部食べ引っ張られるがまま行こうとしたがオムライスの事を思い出し掴まれた腕を前に精一杯伸ばし既に出来ていた湯気のたっているオムライスを二皿掴み落ちないように慎重にオムライスを見つめ相手に着いて行き)>退室
七瀬頼
そう言うってことはあれか。俺を変人だと思ってたって話しか。(相手の反応を面白そうに見ては笑うと、大きめとおじさんに伝えつつオムライスのおにぎりを注文して。食べ物と聞くと良い表情になる相手を微笑ましく思いながらも、口元を緩め。)気分?全くもって正常だぜ。ああ、メールで教えてくれただろ。そう言えばN遅くねぇか?そういうことだ。(これで分かるだろうと思い込みながらも、一応S名前に入ってねぇからSじゃねぇよと付け足して言って。知りたいと言われれば眼鏡を取って、ウィッグを豪快に外すと本来の姿に戻り。小さく笑って)RNことNな。七瀬頼だ。Sは入ってねぇだろ?頼でもあだ名でも構わねぇよ。(Sな部分は冗談ぽく言ったところで、オムライスのおにぎりが出来上がったのか、お金をさくさく払っては、通常のお握りの2倍ありそうな方を相手に渡そうとして。己も普通サイズのを手に持つと装着していたものを脇に挟んで、お握りを持ってない方の手で相手の腕を軽く掴み。一瞬申し訳なさそうな表情をするも次には元の表情に戻って。)俺、眠みーんだけど帰ろうぜ。(相手と途中まで一緒に帰ろうと軽く腕を引っ張っては食堂を後にし。)>↓
日向奈津
あ、なるほど。つか変人って理解しとったんかい。あ、オムライス?いるいる!腹減ってるから大っきいの頼んだでー!(納得したような表情だったが直ぐに真顔で呆れた口調で突っ込み、オムライスを注文している相手を見てお腹が空いていた事を思い出し自分の腹を見つめ右手でさすっていたが、いるかどうかを尋ねられ勢いよく顔を上げると嬉しそうに歯を見せて笑いいる、と言うとおじさんの方を向いて手を天井に向けて掌をあちらに見せるように上げ、至極うれしそうな表情で大っきいの、と頼み)ぇ、なんか気分害したんか?そら悪かっ……ん?あれ、俺名前教えたっけ?(眉尻をさげ項垂れ声のトーンが一段階下がり小さく悪そうに謝っていたが相手の口から自分の名前が出た事に項垂れたまま固まりゆっくりと顔を上げ、小首を傾げ眉尻を下げたまま眉間に皺を寄せ不思議そうに驚いた声色で尋ね)
あ、やっぱり苦手なんや。…声…あ、名前?え、知りたい!いつまでもお前とかアレやしなー(可笑しそうな声色で笑うが相手の声が低くなり、どこかで聞いた事のある声になると一瞬考えるように首を傾げ斜め下を向くが相手に問われていた事を思い出し顔を上げると苦笑するが直ぐに笑顔になり)
七瀬頼
元から変態……変人?そんなとこであります。(変態とうっかり言ってしまうが相手の表情と反応の良さに、つい笑いそうになるのを堪えて。平凡かと聞かれると我の場所のみ平凡と簡潔に応えつつ。食堂のおじさんにオムライスを1つ頼むと相手を見ては注文どうするかと尋ね。次の言葉は人ごとのように)田舎?なんと失礼な発言。これは謝るべきでありますな……日向奈津殿が。(冗談っぽくそう呟いては、次の言葉に黒縁眼鏡とニセの髪で見えない表情が驚きの色へと変わり。気づくと思っていたが気づいてない様子の相手に次はどう出るべきかとちらりと相手を見ては。)苦手なのは事実である。(手を離して貰うと姿勢を正し、相手の純粋さと己の腹黒さを垣間見た瞬間。演じることを止めたのか。気づくか分からないが声を元の音程へと戻して。変装はそのままで。)俺の名前知りたくねぇ?
日向奈津
そ、そうか……変態?ぇ、元から変態?(相手の口調に慣れてきたのか吃りながらも応答するが、変態という単語に頬が引き攣り目を見開き相手を見上げ問い)…確かに聞こえたんやけどなー…平凡って…お前平凡か?(うーん、と唸り声をあげ俯きがちに眉間に皺を寄せたまま目を瞑り腕を組みながら頭を左右に捻っていたが、平凡、という言葉に呆れた声色で顔をあげ真顔で言い)普通は食べなすったとか誰も使わんやろ。何処で育ったらそんな口調になるんや(眉尻をさげ目を瞑り右手を自分の頭にやり斜め下に顔を向けため息を吐くと目を開け顔を上げ相手を見つめると呆れたように笑い、お前おもろいなー、と言い今度は楽しげな表情で笑い)
…少し赤いけどだいじょ…………は?ぇ、ぇ………まさか……お前…敬語苦手なんか!?せやから口調変なんか!?そんなんなら全然気にせんでえーのに!(相手の額を見てホッと息を吐き手を離すと笑おうと口端を持ち上げようとするが脱げるだろうが。の言葉に驚き暫く手を離した状態で硬直し我に返ると一言声を漏らし段々慌てだすが一つの結論に辿り着くと目を見開きはっ、と息を飲み相手を見つめると検討違いの事を言い出し自分の胸に右手をそっ、と置くと眉尻をさげ安堵したように満面の笑みを見せ、よかったー、頭打って可笑しなったんかと思っとったんやけど、そーゆう事かい、と言い呆れたように笑い自分が騙されているとは全く思わず驚きの余り相手の脱げるだろうが発言は完全に忘れ去り)