皆瀬 織
終わ、た…。(読み終わった本をパタリと閉じ、本棚に戻すと、凝った肩を解そうとするようにグルリと回して、ゆっくりと歩き出し)…くぁ。(欠伸を噛み殺して、奇妙な声を洩らしながら、電気を消すと、もう一度、欠伸を噛み殺して図書室を後にし)>退室
皆瀬 織
(奥の本棚にたどり着くと、んー、と小さく唸りながら、本の背表紙に指を這わせていき、適当な一冊を手に取ると、壁に背を預けた体勢で本を開き)…。(首元が苦しくなったのか、無言で襟元を寛げながらも、本を繰る手は止まらず、同じペースで頁を捲っていき)
皆瀬 織
(久々の制服姿が落ち着かないのか、首元に忙しなく触れながら廊下を歩いてくると、図書室の前で足を止め、静かに扉を開けて室内に足を踏み入れ)……本の、匂い。(空気の匂いを嗅いで僅かに目を細め、小さく口の端をあげると、電気を点けてから、後ろ手に扉を閉めて、ゆっくりと本棚に向かい)>入室
皆瀬 織
ん。(適当に取った一冊を読み終えると、喉乾いた、と呟いて、チラリと時計を見やり)飲み物、買って、帰ろ、かな…。(誰にともなく呟くと、本棚へと本を戻し、電気を消すと、ゆっくりとした足取りで図書室を後にし)>退室
皆瀬 織
新刊、入った…。(確認するようにポツリと呟くと、ゆっくりとした足取りで本棚へと歩み寄り、何処と無く楽しげに背表紙を視線でなぞるように見つめ)
皆瀬 織
あつ…。(暑そうに学ランのボタンを数個外しながら廊下を歩いてくると、ガラリと扉を開けて、図書室へと入り、後ろ手で扉を閉め、電気のスイッチを押してから、明るくなった室内を奥へと進み)>入室
真田桃夜
(一冊読み終わり)…なかなか面白いな……続きを借りよう(受付で手続きをし図書室をでて)↓