月いろの手紙  SONG NOTE2/FREE

過去ログ163 2009/4/6 15:45

●山奈
感じていたい
.



     感じていたい



遠かったあの頃

手を伸ばしても

届かなくって

聞こえる声だけ

僕の心を

駆り立てた


膨らむ想いだけ

切なくてって

電話を切って

流した涙


会いたくて


今こんなにも

近いのに

あの頃よりも

寂しくて

触れる指先

温かいのに

心の中に積もる

淋しさは


何故


永遠なんて

言葉よりも



そっと抱き締めて


愛してるなんて

言葉よりも



強く抱き締めて


見えない先の

約束より



優しいくKissして


ねぇ



      もっとアナタを

     感じていたい



遠い先の事よりも

この瞬間を

感じさせて


愛してるなんて

言葉よりも



強く抱き締めて


ねぇ


揺れる想いに

心が痛い

変わらないと

思ったあの頃


時の流れさえも

止めてしまうほど

求めあった

あの夜


重ね合う唇さえ

やけに淋しくて

震える心が

痛いのは


何故


永遠なんて

言葉よりも



そっと抱き締めて


愛してるなんて

言葉よりも



強く抱き締めて


見えない先の

約束より



優しいくKissして


ねぇ



     それでもアナタを

    感じていたいのは



何故


+

2009/4/6 15:45
HP

●弘
挑戦者-僕だけの地図-
思い描く曖昧な理想の世界を
もしも手に入れる事が出来たなら
この虚しさは消え去るのかい?

そんなのわかんねぇだろ…

思い描く曖昧な理想の貴方と
もしも出逢えたとしたならば
この哀しみは癒えるのかい?

そんなのわかんねぇだろ…

風に散った花びらは束の間の空を舞い
大地に帰る瞬間に何を思うんだろうなぁ

錆び付いた感情を他人の視線で見た時に
荒れ果てた残骸は何を語るんだろうなぁ

傷ついた心傷つけた心 どっちも痛いや
癒えない傷を背負ってひたすら前に進む

進むべき理由などわからない
ただ振り返ると走れなくなる

そんな思いで一心不乱に
蹴り出す両足はがむしゃらに
灰色の明日に黒い足跡を刻むのです

涙の乾いた痕 色の変わった模様は
この世界でたった一枚の
僕だけの地図になるのです

敗北の終焉に価値を見出せば
僕は常に限界に挑む挑戦者

自らの軌跡に後悔のないように
幸せのあてなどないけれど

太陽の光の指す方へ駆け抜けるだけ…
灰色の明日の裂け目を切り裂くよう…
2009/4/6 0:57
HP

●山奈
好きだと言ってよ
.


好きだよ


どんな時も


好きだよ


その仕草も


好きだよ


張り裂けそうな

僕の心

キミを想う気持ち

届いてないの


好きだよ


狂うぐらい壊したい

僕だけを見て

よそ見しないで


届いてる‥?

僕の想い

キミが想うより

ずっと強く

キミを想ってるよ


        好きだよ


キミに届けと

願う僕に


    好きだと言ってよ


+
2009/4/5 17:57
HP

●山奈
唄えない‥カ ナ リ ア
.


唄を忘れた カ ナ リ ア は

今 何を想う


心を無くした カ ナ リ ア は

今 何を見つめてる


鳴き方忘れた カ ナ リ ア は

今 何を想う


泣き方忘れた カ ナ リ ア は

今 何処を彷徨う


真綿の羽に包まれた

小さな心

ひび割れ飛び散る破片

拾い集めたら

また

優しい声で囀る事が

出来るかな


あの日のように

可愛げな唄声で

囀ることできるかな


泣き方を忘れた カ ナ リ ア

今 何処を彷徨うの


震える小さな翼抱え

今 何を想うの


+
2009/4/4 21:24
HP

●山奈
戯曲‥始まり
.


     戯曲‥始まり


繰り返される

悲劇

何故

反転した時の砂は

新たな時間を刻むのに


何故


繰り返される

惨劇


悪魔が描く戯曲


止める術を模索しても

掴みきれない恐怖に

ただ

立ち竦む


姿無き

足音にびくつきながら

過ぎ去る事を祈るだけ


拱き/苛立ち/

緊迫した時の砂を

また反転しては

過ぎ去る時を待っている


無力な僕らは

祈る事しかできずに


+
2009/4/2 23:25
HP

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