月いろの手紙  SONG NOTE2/FREE

過去ログ191 2010/5/25 22:35

●翼-KurosorA-
『さんぽ』
暖かい
珈琲と紅茶の香り
体をあたためる

おしゃれなカフェ
汚れた僕には
似合わないねと
黒猫が微笑む

君が可愛くて
手を伸ばしたら
握ってくれますか?

苦笑いを1つ
紅茶をひとくち
暖かい風が吹いて
君の髪が揺れる

君が可愛くて
目が合ったら
逸らさずに
いてくれますか?

暖かい香りが
風に運ばれて
小さなメロディー
奏でる鳥たち

手を伸ばしたら
握ってくれますか?
目があったら
逸らさずに
いてくれますか?

君が可愛くて
陽射しの中を
手を繋いで
歩いていたいな


(-KurosorA-)
2010/5/25 22:35
HP

●Love
金の森で(春)
優しい春風が吹いて
金の森にも春が来ました

小熊たちが起きだします
あーふ、よく、寝たなあ

小鳥たちが騒ぎ出します
春が来たよ、春が来たよ

小川は、さらさらと唄い
木々も、踊り出します

きぃらきぃら、きらきら
森が一層輝き出しました
2010/5/21 19:47
HP

●翼-KurosorA-
『雨の夜に』
風が一つ吹いた
星が輝いていた

雨が降り出した
星が落ちてきた

遠くに響く音
あなたの
声が聞きたくなった

どんなに暗い夜も
あなたを想うよ
あなたが気づかない
優しさや香り
それがなんだか無性に
愛おしいんだ

僕は嘘つきで
そんなに
綺麗じゃないから
どうすればいいのか
わからなく
なってしまうんだ

あなたを愛してる
そこに嘘はないはずで
眠れない夜を
何度過ごしただろう

今あなたの声が聞きたい


(-KurosorA-)
2010/5/20 4:36
HP

●翼-KurosorA-
『銃弾』
今すぐ飛び出せば
まだ間に合うか?

なんて考えてるうちに
時間は更に過ぎていく

考える時間はもうないよ
遅すぎるくらいさ
もう十分悩んだだろ?

さぁ撃ち抜くんだ
胸の鼓動が鳴り止む前に
さぁ引き金を引いて
爆音と共に走り出すんだ

手を伸ばせばすぐ目の前
望んだだけで
手に入るなんてそんな
都合良い事なんか無いよ

色づく世界を置いて
ギリギリのラインで
自分の色を着けていく

鮮やかな色彩は目を奪い
戸惑う事もあるけれど
違う色同士が
混ざらなきゃ
出せない色もあるなら

宇宙に弾けて
風を巻き込んでいくよ


(-KurosorA-)
2010/5/17 14:53
HP

●りぇ
RealistiC
常軌を逸した愛の末路
今と言う現実を
予測出来なかった
訳でもなく
未来そのものに
幕を閉じて
共に笑いながら
枯れ逝く情景を
待ち望んでいた
狂鬼の野望


何一つとして
片付いてもない情事を
過去と呼べる程
卑怯な人間にもなれず

遠い日の自分と
常に共存しながら
平気な振りを
いつまで続けるのか

生温い風に
足元を掬われ
嘲笑われながら…
前へ進もうと
足掻きつつ
混濁する視界に
舌打ちする日常

心を読まれまいと
自分を装おう事が
邪道と言うのなら
生かされた今
何を糧にして
生きろと言うのか

声を殺して叫んでも
きっと共鳴の声は
私には届かない

消えない影を
優しく包み
愛しさを胸に
今宵も歌う

片羽を失くした
カナリアの様に
2010/5/9 5:56
HP

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