月いろの手紙 SONG NOTE2/FREE
過去ログ258
2014/5/10 20:00
●ぽちボクはまだここにいる ちゃんと役目を果たさなくちゃ
そう感じた土曜日の夜
いい加減な発言をすると
今から百と五十年後のこの国は北の大地しか残ってない
なんてふざけすぎかもね
だけどこれでもちゃんとオブラートに包んでる
正直言えばそんなことはどうでもいいんです
その日まではまだ時間があるんだから
直近の話をすれば世界は節目に差し掛かってる
そこで導き出す答えが明日の方向性を変える
何とかの日だってそこに含まれてる
最初で最後だったのかな
運命という名の束縛からボクらが解き放たれたのは
それが最初で最後だったかな
ちゃんと役目を果たさなくちゃ
そう感じた土曜日の夜
二○一七までの三年間
どう生きるかで未来は変わる
……かもね
2014/5/10 20:00
HP
●灯台人魚と河童と人魚は居ないけど
河童も居ないけど
モデルは沢山
居たのだろう
その昔
タヌキが化けた
狐につままれた
そんな言葉
外国語にあるのかな?
人魚は居ないけど
河童も居ないけど
居たらいいなと
思える心が
少なくとも
江戸時代には
妖怪本を生み出している
人魚は居ないけど
河童も居ないけど
私の心の中で生きている
だから今夜も詩を綴る
美術館で見た
妖怪絵本展が忘れられないままに
2014/4/13 3:52
HP
●龍桜雪菜雨幼い頃誰かが言った
空から降るのは
神様の涙なんだと
思春期になる頃
天の川を見られずに
落ち込む私に
誰かが言った
空から降るのは
二人の涙なのだと
織姫様と彦星様は
会えないことで
泣いているのかな
それならどうして
曇りはあるの?
織姫様と彦星様は
会ってる所を
見られたくなくて
雲をカーテンに
しているだけでは?
そんな幼い考えが
空から降る物
楽しくさせて
その内蛙が
歌い始めた
2014/4/10 17:11
HP
●灯台自転車の映画誰でも乗れる幸せ
お金を払えば
誰でも買える幸せ
でもそれが
当たり前ではない国も
世界にはある
誰でも
練習すれば乗れる幸せ
貯金したら
誰でも買える幸せ
それを映画として描く
監督がいる
練習すれば
人を選ばず走る
練習すれば
国を選ばず走る
でも現実は宗教で
女性が自転車を漕ぐことを
規制している国があり
そんな事実を訴えて
世界中で上映されたから心が動く
映画の舞台の国には
映画館さえ無い
2014/3/31 19:13
HP
●ぽち春なんてクソくらえ 最後の詩なんか知らない
別れの詩なんか要らない
広げた世界の真後ろで閉じた世界
「ちゃんと胸(ここ)にあるよ」とかなんとか言って
どこかへと歩き出したあの日
ずっと僕は僕だって思ってたのに
あ〜あ、やっぱり僕ら変わってしまうもんなんだね
最後の詩なんか知らない
別れの詩なんか要らない
腕や胸に抱えられるその数は限られてる
もっと大人になれよ
そう思われもしたっけな
別れ、別れ、離ればなれ
綺麗事なんてクソくらえ
そうだよ、やっぱり 僕はやっぱり
この気持ちに嘘は付けない
欲張ってもいいんだよ
そういいんだ
最後の詩なんか知らない
別れの詩なんか要らない
春なんてクソくらえ
2014/3/28 5:14
HP