月いろの手紙 置き詩版

過去ログ282 2015/4/16 0:44

●灯台
手はふたつ
手はふたつ
なぜふたつ
過去から未来へ
私を運ぶ

手はふたつ
なぜふたつ
下から上へ
物をはこぶ

手はふたつ
指を数えたら10
これはね
どんなに苦しくても
どんなに悲しくても
問題の解決法は10あると
神様が教えているの
2015/4/16 0:44
HP

●ぽち
天使
 
世界は素晴らしいものだとキミは教えてくれた
人はまだ捨てたもんじゃないとキミは教えてくれた

僕にとっての夢であり
希望だった

そう光

いつも温かく ときに厳しく
ずっと僕を守ってくれた
ありがとうの言葉なんかじゃもう足りなくて

僕のすべてをキミに捧げる

これから先
いろいろなことで悩んで
ときどき心狂わせても
最後にはちゃんと僕であれるように
今は頑張る
キミがこの世界に来た理由を汚さぬように
 
2015/4/15 2:06
HP

●しげ
子宮
海月が織る夜に
ゆるゆると酔いを重ねる

現れた幻は願望か追憶か


帰りたいのは何処だろう

月明かりに誘われて
散歩をするも


この子宮(地球)は逃れられないのかも
2015/4/14 0:18
HP

●灯台
青春履歴
気に入った
生きることが
青春履歴だ
出会うことも
別れることも
勇気がいるから

気に入った
生かされて
青春履歴だ
ときめいて
きらめいて
大地を踏みしめて

気に入った
心の履歴書に書き留めて
かつ
今出来ることのひとつひとつが
明日の
最終青春履歴でありたい
2015/4/13 2:47
HP

●ぽち
今は信じるしかない
 
ボクの手で
ボク自ら

記されたものはそれだった
思い当たる節はいくつかある

このセカイのこの空気が
もうボクには合わなくなり始めていて

ボクの手で
ボク自ら

それを憐れもう

数える命
数える

脳裏の片隅に
たくさんの人の想いを据えて
そう、それらはあの日の前より
醜いものとなる

可能性とやらが絶滅に瀕してる
 
2015/4/11 3:21
HP

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